初夏を楽しむインテリアのコツ。爽やかで心地よいお部屋にするポイントは「色」「素材」「風」!
初夏を爽やかに快適に過ごすための、インテリアのポイントを紹介。お部屋を涼やかで心地よい空間にするコツは、「色・素材・風」を意識すること。お金をかけなくても、ファブリックや小物を少し工夫するだけでお部屋は変わります!
花々が咲き始め、木々の緑が輝きだす5月。
ゴールデンウィークを過ぎると、吹き抜ける風も心地よい初夏となります。
梅雨や猛暑の前の貴重な時間は、あっという間に過ぎ去ります。
だからこそこの時期は、爽やかに快適に過ごしたいですね。
今回は、そんな初夏を楽しむインテリアのコツをいくつかご紹介しましょう。
お部屋のファブリックなどで、「色」涼やかさを楽しみましょう。
手軽なものとしては、ラグ、クッションカバーやテーブルランナー、ランチョンマットといったものがあります。
春から初夏にかけては、気分も上がり、パステル調や明るい色にパッと目が行きがちです。
ただ、お部屋の中にピンクやオレンジのような暖色系のカラーを多く選ぶと、暑苦しく感じたり、圧迫感を感じたりすることが多いようです。
そこで、暖色系とは対照的な、涼しげに感じられるブルーやグリーンの青系やグレー系といった寒色系カラーを選ぶようにしましょう。
濃いカラー単色を使うのが難しいようなら、柔らかい淡色やグラデーションカラーが合わせやすいでしょう。
また、白やアイボリーなどを組み合わせたストライプやボーダー、またマリンテイストなモチーフのものを取り入れると、インテリアを瑞々しく爽やかなイメージにしてくれます。
「色」の次は、初夏らしい「質感」を楽しみましょう。
例えば、ファブリックなどの素材なら、リネンやコットンはナチュラルテイストに、オーガンジーやレースなどはリッチテイストな印象になりますね。
肌ざわりがさらっとした軽やかな質感は、初夏にピッタリです。
また、食器やコースター、小物には、ガラス製やシルバーのもので透明感や清涼感を出しましょう。
竹やラフィア・籐などの自然素材のもので、ナチュラルな優しさを出すのもよいでしょう。
少し汗ばむような日は、風に揺れる感じを目にすると、心地よく感じるものです。
お部屋の中では、カーテンを薄めの素材のものに替えてみましょう。
レースだけでなくリネンのような生地なら、透け感と風の抜ける感じが効果的です。
きれいな花やグリーンを飾る際も、ガラス製のフラワーベースや瓶を用い、軽やかに生けましょう。
あまりたくさんの花や枝ものではなく、風が吹いたら少し揺れるくらいのイメージ、抜け感を持たせておきましょう。
また、ゆらゆら揺れるモビールやサンキャッチャーのようなインテリアアクセサリーを用いるのも良い方法です。
1日の大半を過ごすお部屋が快適であること。
これは日々心身ともに健やかに過ごす上で、とても大切なことです。
やがて来る暑い夏を前に、インテリアを通して初夏を楽しんでみてはいかがですか?
色や質感、風の感じ方で、お部屋の心地よさは随分変わってきます。
高価なものや手の込んだものでなくても、ほんの少しの工夫で、インテリアは変わります。
ちょっとした小さなことからでも、ぜひ一度お試しください。
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京都・滋賀を中心に稼働中のインテリアコーディネーターです。日々の暮らしを愉しみ、心地よく過ごす・・・そんな空間創りをお手伝いさせていただきます。
ホームページ:interior design LaBlanche (https://www.lablanche0721.com/)
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