クーラー・冷房・エアコンを使わないエコな夏のすすめ!身体を健康的に冷やして涼しくなる方法
エアコンの電気代を節約したい。冷房を使わないで涼しくなる方法を、昔の日本人の知恵からまとめてみました。クーラーなしで我慢しすぎて熱中症にならないよう注意しましょう。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉があります。
しかし、暑いときは暑いですよね。
クーラーを使えばすぐ涼しくなりますが、高い電気代がネックです。
電気代が値上がりして久しい昨今、常時冷房を使っていると、毎月1~2万の電気代がかかってしまいます。
比較的新しいエアコンであれば、こまめに冷房を切るより自動運転の方が電気代は安くなりますが、古いエアコンだとそうもいきません。
クーラーも無かった時代、昔の人は様々な知恵を使って涼を楽しんでいました。
そんな先人に学び、自宅でクーラーを使わず涼む方法をまとめてみました。
実は時間帯によって涼しい方角が決まっています。
朝は東側に太陽の日が当たり、夕方は西日の影響で西側に日が当たります。
北は常に涼しく、午前中は西、午後からは東側が涼しくなります。
家で窓とカーテンを開けるときは、時間帯によってこまめに調整するようにしましょう。
また、風の流れが通っていると、格段に涼しくなります。
窓は一つだけでなく2か所開けるとよいでしょう。
窓と廊下に続くドアでもOKです。
部屋のカーテンを開けて部屋に太陽の光を入れるのは気持ちがいいことです。
しかし、日中、部屋にいない時にカーテンを開け放っていると、部屋に太陽のジリジリとした熱が籠ってしまいます。
帰宅時にもわっとした暑さを感じるのは、閉め切りで太陽の熱を籠らせているからに他なりません。
ギラギラとした暑さの時は、外出前はカーテンを閉めておきましょう。
扇風機は侮れません。
部屋の空気を攪拌して、常に一定温度に保つ効果があります。
地域にもよりますが、窓を開けて扇風機を回せば意外と快適に過ごせます。
堅く絞った濡れタオルを扇風機の後ろ側に掛けると、タオルの水分が蒸発して涼しい空気が常に当たります。
凍ったペットボトル、もしくは氷を扇風機の後ろに置いても同様の効果が得られます。
扇風機は部屋の空気をかき混ぜますが、窓の外に向かって扇風機を回す方法もあります。
それにより暑い空気を外に逃がし、適度な温度の空気を部屋の中へ呼び込めます。
冷凍庫が保冷剤だらけになっていませんか?
保冷剤は暑苦しい日の頼もしい味方です。
首筋や太股の裏、手首など脈が通っているところに当てると、体が一気に冷え、涼しくなります。
頭のてっぺんに保冷剤を置いておくと、全身がスッと涼しくなります。
保冷剤や氷は、必ずタオルで包むなどの工夫が必要です。
最近では専用タオルつきのアイスノンなども売られていますので、うまく利用すると良いでしょう。
濡れタオルを強く絞り、冷凍庫に30分ほど入れておきます。
すると適度に凍り、とても冷たいタオルの出来上がりです。
首に巻いて使ったり、汗を拭き取る際に利用出来ます。
いくつか作っておき、その都度交換しながら使えば冷たさを保てます。
足首は血液とともに熱が溜まりやすい場所です。
なので足を冷やしてあげると、スッと体の体温も下がります。
冷やす方法は簡単です。
洗面器に水を張り、その中へ足首を入れるだけで涼を楽しめます。
足湯は体を温めますが、その逆のことをしてあげるだけで体温を下げることが可能です。
昔から風鈴の心地良い音は、涼を楽しむ一つの方法となっています。
風通しの良い部屋に風鈴を吊るし、何も考えず音を楽しんでみましょう。
涼しげな音が、耳から癒し効果を与えてくれます。
風鈴は100円ショップでも購入することが可能です。
寒色系は見る人に冷たいイメージを与えます。
余裕があるなら、自宅の寝具を寒色系で統一してみましょう。
そうすることで体感温度が自然と下がります。
シーツや布団カバーを青系統にするだけでも効果があります。
逆に赤やオレンジ系は体感温度が上がりますので、冬に向いています。
夏野菜は水分がとても豊富です。
キュウリやナスは、ほとんどが水分で出来ているため、体温を下げる効果もあります。
キュウリはスティック状にして食べたり、ナスは焼きナスがお勧めです。
家庭菜園やスーパーでも簡単に手に入りますので、暑い日はメニューに取り入れてみて下さい。
トマト、きゅうり、なす、ゴーヤ、レタス、スイカ、パイナップル、グレープフルーツ、緑茶、など
中医学の視点では「暑さ・湿気・冷え」が夏の体調不良の原因とされています。
暑さと湿気が体内に溜まり、消化機能の低下、血液循環や水分代謝が上手くいかず、体がだるく、精神的にも不安定になりやすくなります。
どうしても暑いときは、無料で利用できる図書館などへ出掛ける方法もあります。
快適な空間でのんびりと本を読んだり、インターネットを楽しんでみてはいかがでしょうか。
カフェに行き、コーヒーを飲みながらまったりするのもお勧めです。
チェーン店なら300円ほどで涼めますので、暇な時間を利用して出掛けてみましょう。
涼むにはクーラーなどの冷房が一番ですが、体が冷え過ぎてしまうデメリットもあります。
クーラーが苦手という方も多いでしょう。
冷え性や夏風邪のみならず、新陳代謝の低下や腰痛などの原因にもなるため、冷房は適度な利用が大切です。
夏の冷えは秋にどっと訪れるので、きちんと入浴をする、冷たいものを飲み過ぎないなど毎日の対策を行って下さい。
今回ご紹介した方法は冷え過ぎず、かつ適度に涼めるものばかりです。
電気代が気になったり、クーラーが苦手な方は一度チャレンジしてみて下さい。
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服飾専門学校を卒業後はアパレル業界へ数年間身を置いていました。
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