犬と人間の赤ちゃん、同居時の注意点は?新生児とペットを一緒に生活させる際のポイント

執筆者: Dog index Makiko 職業:ドッグトレーナー
はじめに

犬と暮らしている方が、出産を迎えるケースが増えています。

人と犬の関わり方が密接になった今だからこそ、赤ちゃんと犬の関係についての悩みも増えているようです。

 

赤ちゃんや子供と犬の関係をどう築けば良いのか。

家族として楽しく暮らすために、知っておいて頂きたいことをお伝えします。

 

 

ライフスタイルの変化に慣れさせておく
赤ちゃんがやってきた!

産後しばらくを実家で過ごされるのか、自宅で過ごされるのかによっても異なりますが、赤ちゃんがお家にやってくると、必然的にオーナーさんの注目は赤ちゃんに注がれます。

 

そして、犬にとっての生活スタイルも大きく変化する訳です。

 

出産前から徐々に変化を

オーナーさんとの距離感、散歩の時間、寝る場所など、全てが急に変わってしまわないように、出産前から少しずつ変化させていってあげましょう。


家具の配置1つでも敏感に反応し、ストレスを感じる犬もいます。

できそうなことは、早目に済ましておけると良いですね。

事前に赤ちゃんの匂いを嗅がせてあげる

自宅に赤ちゃんを連れて帰ってくる日までに、できれば、ご家族の方に赤ちゃんの使用済みのおむつを持ち帰ってもらい、愛犬に匂いを存分に嗅がせてあげて下さい。

 

この匂いは知っている…

犬は、匂いを嗅ぐことで相手を知ろうとします。

事前に赤ちゃんの匂いを知っておけば、初対面の時でも警戒心をむき出しにすることはないでしょう。

 

 

赤ちゃんと犬を完全に隔離しないで
基本的な注意で大丈夫

これから同じ家で暮らしていく家族とはいえ、動物と赤ちゃんとの関わり方で不安を感じる方は少なくありません。

しかし、健康面に関しては、基本的な注意で予防ができます。

 

  • 口を直接舐めさせない。
  • ノミやダニ、お腹の中の虫については、予防薬の投与や定期的な駆虫をする。
  • 小まめに室内の掃除をする。

 

動物と濃厚な接触をすることで伝染する病気もありますが、これは大人も注意するべきことです。

 

同じ空間で過ごすことの大切さ

健康な赤ちゃんであれば、完全に別々の部屋で生活するよりも、可能な限り同じ空間で過ごすことをお勧めします。

その方が、愛犬にとっても家族として受け入れやすい傾向にあるようです。

 

 

安全には十分な配慮を!
赤ちゃんと犬だけにしないこと

どれだけ優しい犬でも、赤ちゃんがギュッとお腹や毛を掴んだりすることで、とっさに自分を守ろうとする行動に出ることがあります。

 

赤ちゃんと犬だけの状態で、大人が目を離すことは、決してないように気を付けましょう。

 

犬が怪我をすることもある

また、幼児が大人の真似をしようと、はさみで犬の毛をカットしかけて、犬自身が怪我をする危険もあります。

犬ばかりに我慢をさせることがないように、大人が上手く間に入ってあげましょう。

おわりに

生まれた時から犬がいる生活で、自然に動物との暮らしを受け入れる。

そして、お父さん、お母さんが犬という命を大切に育てる姿を見ながら育つことは、子供にとって大きな財産になることでしょう。


「こんなはずじゃなかったのに」と落ち込む前に、不安に感じたことは、できるだけ早くに対処しておいて下さいね。

 
 コラムニスト情報
Dog index Makiko
性別:女性  |   職業:ドッグトレーナー

「イヌと人の笑顔を少しでも増やす!」という目標のために、
Vancouverへ渡航。
現地のドッグトレーナー養成学校で、「おやつや体罰を使わない」
オーナーさんとイヌの絆をつくる というトレーニング方法を学ぶ。

卒業後はドッグウォーカーや、Dog daycare
(犬の預かり施設)に勤務。
帰国後、動物病院での業務を経験。
Dog indexドッグトレーナー 神奈川担当として活動中。
神奈川県内の動物病院にてパピー教室、相談会を担当。

*College of Canine Behavioral Science(Vancouver, Canada)卒業

*動物看護師統一認定機構認定 動物看護師
*愛玩動物飼養管理士
*愛犬飼育管理士

パートナー犬は、2011年生まれのシェルティー。
Kiitos(キートス)♂です。

 

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