子供のスポーツ 親がやってはいけない3つのNG行動
みなさんは、お子さんに何かスポーツをやらせていますか?
あるいは、もしお子さんができたら、何かスポーツをやらせたいですか?
お子さんが楽しくスポーツを続けるため、スポーツを通じて成長するため、そして、将来もしかしたらトップアスリートになるためには、親・家族の支えがとても重要です。
ソチオリンピックのスノーボードハープパイプで銅メダルを獲得した平岡卓選手のお父さんが、スキー場がない奈良県のご自宅から毎週5時間も運転をして岐阜県のスキー場に卓選手を連れて行っていたことも、有名な話となりましたね。他にも、有名アスリートと家族の強い絆のエピソードはたくさんありますよね。
今回は、お子さんがスポーツで成功するため、スポーツを通じて成長する上で、お父さん・お母さんが、絶対にやってはいけない3つのNG行動をご紹介します。
お子さんの練習や試合を見学したときに、帰りの車で、『何であの子に負けたの?』
『あの場面はもっと○○しなきゃダメでしょ』と、責めたりしてませんか?
実は、これがお子さんの精神状況に悪影響を与えているのです。
あなたがお母さんであれば、自分が一生懸命作った料理を、料理をしない旦那さんに『マズイ!!味が薄いんだよ!』っと言われたら、作る気をなくしますよね?
しかし、お料理教室で、専門家の先生に『味が薄いですね。ここの過程でもっと塩を足すべきでしょう』と言われたら、例えその時に失敗してもやる気が出ますよね。
お子さんのスポーツも一緒です。競技に対して、たまに叱り、的確なアドバイスをするのは専門家である指導者にお任せしましょう。
他のお子さんがテレビ・ゲームに時間を費やしている中、スポーツに励んでいるお子さんは、結果がどうあれ確実に人間的に成長しています(テレビ・ゲームを悪く言うつもりはありませんが…)。
お父さん・お母さんは、結果がどうあれ、頑張っているお子さんの褒め役に徹しましょう。
子供は、大人以上に褒められたい欲求が強いはずです。
お子さんに『あのコーチはよくない!』とか『あの監督、野球を分かっていない』と言っておりませんか?
実はこれも、お子さんが指導者と親御さんの間で板ばさみになってしまい、心境に悪影響を与えてしまいます。
指導者と反対方向から挟みつけるのではなく、指導者と同じ方向を向いてお子さんを成功へ導いてあげましょう。
さらに、『何でうちの子をレギュラーにしないんだ!』『練習方法を変えろ!』など、直接指導者に文句を言う人もいます。これは、もってのほかです(もちろん、常識を外れるほど危険な練習をしている…などの場合は別ですが)。
指導者も、意図があって練習方法やメンバーを決めています。それを否定することは、お子さんがスポーツをするチャンス、強いては成長するチャンスを阻害することにもなります。
もし指導者が合っていないと感じていたなら、【お子さんの意思を尊重した上で】場所を変えましょう。
単刀直入に聞きます。夫婦円満ですか?
やはり、これがとても大切です。
石川遼選手、宮里藍選手、錦織圭選手など、多くのトップアスリートのご両親は、家族団らんの時間を増やすためにスポーツを始めさせたと聞きます。「はじめに」で例に出した平岡選手も、お父さんの努力だけでなく、それを裏で支えるお母さんの支え、ご両親の愛があったはずです。
逆に、ジュニアのころ良い成績を出していたのに、ご両親の離婚をきっかけに成績が伸びなくなってしまうことも耳にします。
スポーツに限ったことではないかもしれませんが、やはりお子さんがのびのびと成長できる環境を作ることが、最も大切なのです。
いかがでしたでしょうか?
3つをまとめると、お父さん・お母さんがなるべき理想像は『お子さんの一番のサポーター』でしょう。
お子さんや所属するチームに対して、怒こったり、意見を押し付けるようなことはしない。逆に、お子さんが最大限の力を発揮できる環境を整えることに、全力を尽くしてください。
そして、それをご自身の趣味にしましょう(サポーターになるということ)。
そうすれば、スポーツに励むお子さんのために、時間やお金を費やすことも苦になりませんし、家族の会話が増え、円満な家庭も築けるでしょう。
それでもってお子さんがスポーツを通じて成長したら、まさに一石二鳥ですね。
お子さんがもしスポーツで大成したとき、インタビューで、『家族に感謝したい』と言われたら、これほど嬉しいことはありませんよね。
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3歳で水泳を始め
高校時代までのほほんと泳いでいました。
大学進学とともに、名門水泳部に入り、オリンピックメダリストと
一緒に練習をしていました。
競泳を引退後、スポーツマネジメントを学びに大学院に通いながら
ジュニア選手のコーチをし、趣味でフィンスイミングを始めました。
現在は仕事でスポーツ系ウェブサイトを担当しております。
まさに、スポーツ漬けの人生です。
国語の評価は万年『2』でしたので、
文章が下手であったらスミマセン
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