子供部屋の断捨利方法!片付け、収納に悩むより思いきって「捨てる」考え方

執筆者: Hama

気が付くと物が増えている子供部屋。
子供は物への執着心が強くて当たり前ですが、思い出などに浸らないためか、機嫌がいいとあっさり「捨てていいよ」と言ってくれます。

 

物を捨てると怒ったり、泣かれたりするとお思いの親御さん、ぜひお子様の機嫌がよいタイミングでニコニコと打診してみて下さい。

子供部屋は、意外と断捨利が進む場所ですよ。

 

 

おもちゃ関係

幼児や低学年の年齢ぐらいですと、興味の対象が次々と変わっていきます。
「これ使ってないけど、もう捨ててもいいよね?」と聞くと「うん、いいよー」とあっさりとした返事が返ってきます。

「あんなに熱中していたのに?」と、こちらが悲しくなってしまうほどです。

この機会を逃してはいけません。
きちんとお子さんと一緒に、承諾を得ながら物を減らしていきましょう。

 

ここでのポイントは「お子さんと一緒に」です。

了承を取ったからと親御さんが一人で捨てると、後でお子さんから「捨てたの!?」と言われる場合があります。本気で捨てるとは思っていなかったり、よく聞いていなかったりした場合は喧嘩へと発展してしまいます。


また、決して親御さんが勝手に捨ててはいけません。信頼関係が崩壊します。

 

学校のプリント関係

普段から、プリントを学年ごとや教科ごとにファイリングしておきましょう。

きちんと整理整頓ができている子は、進級したタイミングでそのファイルごと捨てればいいのです。しかし片づけが苦手な子はその分類が大変!

提出していないものもあるので、一緒にこまめにチェックして、不要なものは捨てる癖をつけさせましょう。

ファイル管理ができるようになると、断捨利も数秒で終わります。

プリントの管理が下手だと、中学生・高校生になってから成績や受験の致命傷になることがありますので、せめて科目ごとにファイルを作り、その中に入れていくよう早い内から指導していきましょう。

 

 

靴・洋服

成長期のお子さんの服はすぐに着られなくなるため、リサイクルショップやオークションに出すことが可能です。

着られなくなった服をいつまでもしまっておくと形が古くなってしまうので、すぐにさようならをしたほうがよさそうです。
持つべき数などを決め、スペースに入らなくなった服はすぐに処分しましょう。

 

成長期のお子さんはすぐにお洋服を汚してしまいがちなので、汚さないようしつけを行うか、のびのびと育てたいなら汚れてしまったお洋服はリサイクルなどに出さず、思いきって捨ててしまう、家事アイテムとして家庭内でリサイクルなどという方法があります。

 

 

教科書・漫画など
教科書

中学生の場合は注意が必要です。

学年が変わると容赦なく教科書を捨てるお子さんもいますが、これはおすすめしません。数学や英語は積み重ねられていきますし、他の科目の副教材についても後々使うことがあるので、卒業するまでは捨てないようにしましょう。

漫画・雑誌など

本棚やクローゼットに入っている漫画は、他のものの居場所を追い出すほどの威力があります。

地震などで本棚が倒れてくることも考えられますので、ある程度の量になったら処分するという癖をつけさせましょう。

綺麗に保存した漫画や本は中古で売れますので、普段から日焼けをさせず、食べ物を零さず綺麗に読むよう指導をしましょう。

古本屋へ渡すにも、大量にあるとかなり疲弊します。

 

 

コレクションについて

コレクションに関しては慎重に声をかけてください。

男の子のフィギュアや女の子のグッズは、本人たちにとっては命と同じぐらい大切なものです。

大人でもコレクションを捨てられた日には烈火のごとく怒る人も多いですので、絶対に勝手に捨てないようにしましょう。

 

興味が逸れたら本人からさっさと処分してくれますので、その日を待ちましょう。

 

おわりに

乱雑になりがちな子供部屋ですが、綺麗な部屋は乱れた心もスッキリさせてくれます。

思春期に突入する年齢や、まさに思春期真っただ中のお子さんをお持ちの方は、お部屋ぐらいは綺麗に整えるようにしましょう。

 

勝手に掃除をすると怒るお子さんには、一気にではなくこまめに自ら掃除をするよう普段から指導をすることが必要です。

 
 コラムニスト情報
Hama
性別:女性  |   現在地:神奈川県横浜市  |  

神奈川県横浜市在住のHamaです。

高校生の息子と夫の3人暮らし。

花粉症と喘息、原因不明の湿疹を糖質制限やサプリメントだけで治すことができ、とっても幸せな春をすごしています。
それからは栄養素について学んでいます。

主婦目線ですが、心のこと、家族のこと、体のこと・・・
色々なことを共有して役に立てていけたらとっても嬉しいです。

よろしくおねがいします。