東京首都圏で学費の安い私立大学10校!お金がない家庭の現実的な私立大進学プラン (1/2)
こんにちは、節約アドバイザーのヨースケ城山です。
前回のコラムでは、給付制度の充実している大学をご紹介しましたが、何も奨学金、給付生の制度の有無だけが大学選びの基準ではありません。
学費の安い大学を狙うというのも、立派な選択肢の一つです。
今回は、首都圏の学費が安い大学をご紹介します。
ちなみに、国立大学と公立大学の初年度学納金は次のような金額になっています。
- 国立大学 … 平均817,800円
- 公立大学 … 平均935,017円
これに対して、私立大学は「平均1,314,251円」です。
国立大学とは約50万円、公立大学とは約38万円の差があります。
以上のデータを頭に入れて、大学の学費を見ていきましょう。
入学金、授業料、施設充実費など、すべての納入金を含めた初年度の納入金が「96万円」というのは、私大としては破格です。
ほとんど国立大学と差がありません。
しかも、専願の推薦入試であれば、入学金10万円が無料になって「86万円」に下がり、特待生になれば、授業料までも免除になり「24万円」という信じがたいほどの金額になります。
それでいて就職率は、94.1%と私大トップクラスなのです。
商学部で初年度の納入金が「108万円」と破格の金額となっています。
知名度の高い大学の中でも、日本大学は学費が安いことで有名です。
なんといっても最大の魅力は、日本一のマンモス大学なので入学者が多く、学部が多いこと、行きたい学部が必ずあることといっても過言ではないでしょう。
日本大学を第1希望で進学する人も多いのです。
経営学部で「110万円」の初年度納入金です。
これも、私立の平均と比較して、20万円近くの差があります。
また、「創価大学特別奨学生」という授業料の減免制度もあります。
入学金・授業料・施設設備費の半額が減免されます。
減免期間が4か年(※)で、採用人員も新入生170名程度を対象にしており、入試の成績上位者で選抜されます。
これに選ばれれば、更なる学費の軽減につながります。
※継続審査あり
商経学部は、初年度総額の学費が「112万3,000円」となっています。
私大平均の「131万円」と比べれば、その安さは明らかですね。
しかも、「給費生選抜入試」を実施しており、一般入試、大学入試センター試験の成績等により、初年度年間授業料半額免除となる給費生を選抜する入試制度があります。
給費生に合格したあかつきには、授業料の半額にあたる35万円が免除となります。
もし給費生となれば、初年度の納入額は「77万3,000円」。
国公立を下回る、リーズナブルな学費になるのです。
なお、成績基準を満たしていれば、2年次以降も免除を受けることが可能です。
経済学部で「112万8,600円」の初年度納入金です。
政治経済学部では、奨学金を50名に給付する制度もあります。
学校が指定する対象入試に一般合格した学生のうち、特別給費チャレンジ制度申請書提出者の中から入試成績による審査を行い、育成型特別奨学生50名を選抜します。
育成型特別奨学生には、4年間で最大約500万円の奨学金を給付します。
経営学部、経済学部ともに「114万5,000円」の初年度納入金です。
駒澤大学も、都心の一等地にキャンパスがある割には学費が安いことで知られています。
駒澤大学新人の英知(入試特待生)の制度では、授業料相当額が1か年(※)減免されます。
採用人員は64名と少なめですが、特待生になれればお得になります。
※成績により継続可
経営学部、経済学部ともに「114万6,800円」の初年度納入金です。
東京経済大学特待生の制度もあり、各学部の年額授業料相当額が1か年(※)給付される制度もあります。
※所定の学業成績基準を満たせば最長4か年まで継続可
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社会保険労務士合格者
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンアドバイザー
年金アドバイザー
1973年生まれ。大学卒業後、商売の基本を学ぶため大手100円ショップに入社。1円単位の原価計算の重みを知る。その後、大手スーパーに転職し、値引きやタイムセールを担当。リアルな現場での駆け引きや相場観を養う。またその手腕により東京地区エリアマネージャーとなり、新人採用を年間4000人担当した。
著書「給料そのままで月5万円節約作戦!!」の中では固定費の削減を中心に
ラクして貯めるをモットーに活動している。
ブログでいつも取り上げているテーマは節約全般、社会保険労務士試験 住宅ローン 労働問題 ブラック企業 障害年金 40代の転職 出版について 潜在貯蓄 教育についてなどになります。興味がある方は是非ブログも覗いてみてください。
著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。』
http://kotukotushinai.jimdo.com/
にもまとめられている。
ブログ『節約アドバイザー ヨースケ城山ブログ』http://ameblo.jp/yousukeshiroyama
では、節約だけではなく転職活動、著書、社労士、FPのことを配信中。
【著書】
2012年 給料そのままで「月5万円」節約作戦【ごま書房新社】より発売
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