「暑いと具合悪くなる」元水泳部が語る、夏の体調不良を防ぐポイント
暑いと吐き気や食欲不振、めまいなど具合が悪くなる…そんな夏の体調不良「熱中症」の予防と対策を解説します。服装・水分補給など覚えておくべき4つの防止策とは?
暑くなると、気を付けなけらばならないのが熱中症。
熱中症は、連日30度以上の日が続く真夏だけでなく、寒い時期から急に気温が上がる5月・6月にも、人の体が暑さに慣れていなく発症しやすいのです。
今回は、熱中症を含め、暑い時期に体調を崩さないポイントを紹介します。
熱中症はどのような症状で、応急手当はどのようにすれば良いかは、「危険な熱中症!そのサイン(症状)と応急手当方法、いつ(時期・時間)・どこで(場所・環境)・どのように起こるかを確認しよう」にて紹介しています。
熱中症の最も大きな原因は高温と多湿です。
この悪条件の場所で長時間活動することは危険です。
直射日光ではない室内でも、高温・多湿の環境は大変危険ですので注意しましょう。
- 窓を開け、風通しを良くする。
- 冷房・扇風機を活用し、室内に熱気を溜めない。
- こまめに室温・湿度をチェックする。
- グリーンカーテンや窓に遮光フィルムを貼る。
- なるべく日陰を歩く。
熱中症は、体内の水分や塩分が足りなくなることにより、体内の調整機能が低下して発症します。
しかし、初期の脱水症状は、のどの渇きを感じません。
高齢者はさらにのどの渇きが鈍くなります。
のどが渇く前に、こまめに水分補給をしましょう。
また、長時間水分を取らない就寝前は、必ず水を飲みましょう。
「1日に必要な水分補給量は?健康にいい水の飲み方”ウォーターローディング”のやり方」によると、1回にコップ1杯程度(150~250ml)の量の水を1日に6~8回飲み、1日の必要量(約1.5ℓ)を補給する方法が良いそうです。
- 外出前、入浴前、就寝前は必ず水を飲む。
- ウォーターローディングで飲む。
- 熱中症予防に適した飲み物は常温の水・麦茶・スポーツドリンク。
- コーヒーやアルコールは利尿作用があり、水分補給には逆効果である。
室内・室外の環境を整えること、水分補給と同時に大切なのは、服装を注意することです。
通気性がなく、熱がこもりやすい服装は体温の上昇の原因になってしまいます。
なるべくゆったりとした服を着たり、襟元を緩めるなどして、通気性の良い服装・着こなしをしましょう。
また、熱中症を予防するさまざまなアイテムを使用するのもおすすめです。
- 屋外を歩く際は、帽子を被ったり、日傘をさす。
- 通気性の良い服を着る。
- インナーを着る(インナーを着ると、アウターとの間に空気の層ができ、空気を循環させることができる)。
- ネッククーラーを使う(首には太い血管があり、その血液を冷やして全身をめぐらせれば体温の上昇を抑えるのに効果的)。
熱中症は、体内の調整機能が低下することで発症します。
当然ではありますが、日頃の対象管理を怠っている方のほうが、調整機能も崩れやすいでしょう。
夜更かしや暴飲暴食などは避けましょう。
また、日頃から運動をして汗をかくことに慣れている人のほうが、暑さに対応した体になっており、熱中症にもなりにくいです。
体力をつけることも、効果的な熱中症予防になるのです。
- 生活リズムを整え、暴飲暴食・夜更かしをしない。
- 暑いことを理由に軽い食事で済ますのではなく、栄養バランスがとれた食事をする。
- 日頃から軽い運動・ウォーキングを行い、汗を流す(夏を乗り切る体力もつける)。
- (休日や主婦の方など)買い物は日が傾いてから行くなど、熱中症になりにくい計画を立てる。
ほか、当たり前のことですが、以下のポイントも基本となります。
- 炎天下や高温多湿の室内での運動は、必ずこまめに休憩を入れる。
- 車の中や高温の室内に子供やペットを放置したまま出かけない。
- 子供や高齢の方は、特に体内の調整機能が低下しやすいので、自分以上に予防を徹底させる。
日頃から、生活習慣や服装、水分の取り方などに気をつけて、熱中症の発症を防ぎましょう。
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3歳で水泳を始め
高校時代までのほほんと泳いでいました。
大学進学とともに、名門水泳部に入り、オリンピックメダリストと
一緒に練習をしていました。
競泳を引退後、スポーツマネジメントを学びに大学院に通いながら
ジュニア選手のコーチをし、趣味でフィンスイミングを始めました。
現在は仕事でスポーツ系ウェブサイトを担当しております。
まさに、スポーツ漬けの人生です。
国語の評価は万年『2』でしたので、
文章が下手であったらスミマセン
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