果物の太らない食べ方

こんにちは、ヨガインストラクター・ダイエットコーチの塩澤マコです。

 

体に良い酵素やビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なので、果物を積極的に摂るようにしているという女性は多いですね。 

ですが、「果物はいくら食べても、いつ食べても太らない魔法の食べ物」かというと、勿論そのようなことはありません。


体に良いと言われている果物も、食べ方によっては太る原因にもなります。

 

果物を食べる場合の注意点

果物に含まれるビタミン、ミネラルなどの栄養素は体に良いものも多いのですが、一方、果物に含まれる果糖の「摂り過ぎ」は体に悪影響を与える場合があります。


「果糖は糖質には関係しない」という説もありますが、実際には血圧を上昇させたり、体脂肪を増やしたりする働きがあるのは事実です。

 

夕方以降は、できるだけ食べない

果糖も糖質。

夕方以降はあまり食べないようにする方が賢明です。

市販の果汁100%ジュースや野菜ジュースは、体に良いはウソ?

「体のため、積極的に果汁100%のジュースや野菜ジュースを飲んでいる」という話はよく聞きますが、残念ながら、飲んでいるのは糖質たっぷりの「砂糖を入れた甘い水と同じ」と考えてよいでしょう。

 

通常の野菜ジュースなどは、製造過程でビタミン・ミネラルが破壊される上に、防腐剤、保存剤も含まれています。

市販ジュースは、家で果物から作るフルーツジュースとは全く異なるものなのです。


体に良いと思って意識して飲んでいたものが、実は太る原因だっただなんて、悲しすぎますよね。

 

糖質の多い果物・少ない果物は?

一口に果物と言っても、糖質の含有量は様々です。

 

糖質の多い果物
  • 1位 ドリアン(25g)
  • 2位 バナナ(21g)
  • 3位 アケビ(20.9g)
  • 4位 マンゴスチン(16g)
  • 5位 アメリカンチェリー、マンゴー、ざくろ、ライチ、ぶどう(16g)

 

糖質の少ない果物(アボカド、オリーブ、梅を除く)
  • 1位 グアバ(4.8g)
  • 2位 ラズベリー(5.5g)
  • 3位 あんず(6.9g)
  • 4位 いちご、アセロラ(7.1g)
  • 5位 パパイヤ(7.3g)

 

以下、レモン(7.6g)、スモモ(7.8g)、夏みかん(8.8g)桃(8.9g)グレープフルーツ、ビワ、オレンジ(9g)スイカ(9.2g)ブルーベリー(9.6g)

 

果物の良い食べ方・悪い食べ方
朝の果物は金

これらの糖質の少ない果物を朝1番に食べるのは、「朝の果物は金」と言われる所以で、体に良い食べ方です。

 

 

食事の最後に食べるのはNG!

一方、悪い食べ方は、デザートとして食事の最後に食べること。
果物は食後20分で消化されるので、その間は他の食べ物を胃に入れないことが、果物の栄養素を最大に利用する方法です。

 

おわりに

果糖が気になるとはいえ、お腹が空いた時、甘いお菓子や菓子パン、コンビニ弁当やファストフードに走るくらいなら、糖質は気にせず果物を召し上がる方がずっと身体には良いのです。


せっかくなら、果物の栄養素を最大限に体の中で活かすために、次の2点に気をつけましょう。

 

  • 果物はデザートではなく空腹時に食べる。
  • 夕方以降は出来るだけ食べない。

 

美味しく味わってくださいね。

このコラムに関するタグ

この記事を書いたコラムニスト

美容 / ダイエット
LATTE BEAUTYに関しての機能要望・ご意見はこちらからどうぞ