太っている人の食生活を見ると、ドカ食い、早食いの特徴が見受けられがち。腹八分目で食べるのを止めるダイエット効果を解説。
みなさん、こんにちは。ボディデザイントレーナーの花村育彦です。
- ボディデザインとは?
無理なダイエット・筋肉トレーニングのみを行うのではなく、栄養管理も含めて運動・美容などによって、筋肉隆々といった不自然な体ではなく、自然で美しい体を造ること。(wikipediaより引用)
日常生活の中で出来る、シンプルで簡単なダイエット法を綴っていきます。
前回の「よく噛んで食べなさい」に続き、「腹八分目にしておきなさい」と小さい頃に注意されたことはありませんか?
腹八分目もまた、健康にはもちろんのこと、実はダイエットにもつながっていたのです。
- 腹八分目の食事量=一回の食事で身体が処理できる限界の量
限界量を超えたものは、身体が処理に苦しみ、脂肪として蓄えられてしまう
胃腸には脂肪を燃焼する力があります。
胃腸は、全体の脂肪燃焼のうち約40%を担っております。
40%の脂肪燃焼力を思う存分発揮してもらうため、腹八分目を心掛けたいものです。
- 代謝が上がる=脂肪燃焼効率が上がる
デスクワークに例えてみましょう。
机に積まれた書類の山の上に「はい、これもやっておいてね!」と、さらに書類を積まれたらどうなるでしょうか。
もちろん良くは思わないでしょう、肉体も精神も疲れてしまいます。
身体もそれと同じで、腹八分目を超えると疲れを感じ、逆に代謝は低下してしまうのです。
仕事も食事も、腹八分目が一番といったところでしょうか。
- 食後に寝るのは、消化が終わる3時間後ぐらいがベスト
消化不良のまま寝てしまうと、脂肪として蓄えられてしまう
食後は胃がフル活動をするため、全身の血液を集結させます。
それにより、一時的に脳の血液は薄くなり、酸素濃度が下がり、眠くなりやすいのです。
特に腹八分目を超えると、大量の血液が胃に必要となりますので、もはや眠気との戦いといっても過言ではないでしょう。
そこですぐに寝てしまうと、胃の消化活動がストップしてしまい、食べ物が正常に処理できにくくなります。
正常に処理されなかった分は、やはりこれも脂肪として蓄えられてしまいます。
腹八分目の食事量は、人によって異なります。
その量を知るために私がお勧めしているのは、「まずはお腹いっぱいに食べてみる」ことです。
限界を知り、そこから量をコントロールしていけば感覚も掴みやすいはずです。
本来、生活様式は一生をかけて行うものです。
腹八分目やよく噛むことなら、これからもずっと続けられそうですね。
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