はじめに

こんにちは、色のソムリエ・カラーセラピストの小関かおりです。

 

暑くなってくると女子的に気になるのが、紫外線からの日焼けです。
ここ数年で、OLさんの夏の通勤タイムの日傘率もググーンと高くなっています。


女子高生も日傘を差して通学したり、男性も暑さ対策から日傘を差すくらいですものね。

 

 

何色の日傘がよいのでしょう?

皆さんは、日傘を差していますか?
差している方は、何色ですか?


年々バリエーションは増えていて、デザインやカラーバリエーションも増えているからこそ、悩んでしまいがちですよね。

 

『白』と『黒』じゃないの?

日傘の定番カラーというと、やはり『白』と『黒』ではないでしょうか?
この『白』と『黒』は、それぞれ紫外線のカットの仕方が異なっています。

『白い日傘』は、光を反射させて紫外線をカットしています。
『黒い日傘』は、紫外線を吸収してくれる為、お肌に紫外線が当たるのを防いでくれます。

 

カラー別で見る紫外線の透過率

ちなみに紫外線の透過率を色別で見てみると、以下の通り。

 

  • 白 → 19.37%
  • ピンク → 9.6%
  • 青 → 4.77%
  • 黒 → 1.67%

 

「黒」がダントツで紫外線を多くカットできるのですが、同時に熱も吸収しているので、必然的に暑く感じてしまいます。

紫外線は上からだけではない
街中を歩く場合は、内側は黒

アスファルトによる照り返しの影響も考えなければなりません。


紫外線は上からも下からも当たっています。
そのため、日傘の内側は紫外線を反射する「白」よりも、紫外線を吸収してくれる「黒」の方が良いと言われています。


しかし、紫外線を防ぐ効果と暑さ対策を考えて最も理想的なのは、『外側は白く、内側は黒』の日傘です。


日常でアスファルトの街中を歩く事が多いのであれば、やはりアスファルトからの紫外線の照り返し対策もしっかりしておかなければいけませんので、「内側は黒」という部分を優先したほうが良いでしょう。

 

涼しいところなら、白い日傘も

お散歩で芝生のようなところを短時間歩くという感じであれば
「内側は黒」にはこだわらず、涼しさを優先して白い日傘も良いですね。

おわりに

効果的な色についてお伝えしてきましたが、日傘自体の素材も大切です。
きちんとUV加工をしている素材を使用している日傘を選べば、より安心ですね。


新しく購入される方は、ご自分の日傘を使用するシーンや使用時間の長短に合わせて参考にしてみてくださいね。

この記事を書いたコラムニスト

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