睡眠の質を上げる照明ライトの選び方!寝室の灯りをおしゃれにすると、リラックスしてよく眠れるかも♪

執筆者: 林 通子 職業:インテリアコーディネーター
照明が変われば、寝室はもっと良くなる

こんにちは、インテリアコーディネーターの林通子です。

 

1日の3分の1以上の時間を過ごす寝室

寝室は大切なプライベート空間でもあります。

誰もが安眠し、快適に目覚めたいと思っていることでしょう。

 

 

そんな心地よい寝室を実現するためには、照明が大切なポイントとなっています。

今回は、寝室にぴったりな照明についてのお話です。

灯りを組み合わせよう
眠りにつくまでの時間の過ごし方は?

寝室の主な目的は、文字通り寝ることです。

しかし、寝る前にすることと言えば、それは人それぞれです。

 

読書、DVDやテレビを見る、音楽鑑賞、ストレッチをするなど。

目的にあった補助照明をプラスしましょう。

 

メインとなる照明だけでなく、目的にぴったりの小さな照明があっても良いと思いませんか?

 

基本的にメインの照明としては、天井付けのシーリングライトやダウンライトが多いと思われます。

インテリアとしての照明を計画段階から考えるなら、壁付けのブラケットなどをプラスするのがおすすめです。

 

 

配線の位置が既に決まっているなど、新たに器具を取り付けることが難しいようなら、置くタイプのテーブルライトやフロアライトなどを補助照明に選びましょう。

 

また、足元灯などがあると、夜間に起きたりするときも安心です。

 

 

ホテルの部屋では、このようなフロアライトやテーブルライトのなど、いくつかの照明が組み合されていることが多いですね。

 

  

こうすることで、一緒に休んでいるパートナーなどの相手に対する気遣いも出来ます。

灯りを選ぶ
蛍光灯色のような昼白色と、白熱灯のような黄色味を帯びた電球色

ここで言う灯りとは、光の色についてのことです。
照明の色は、大きく分けて2種類あります。

 

 

上の写真のように同じ照明器具でも、色味が違うと印象がかなり変わります。

 

  • 蛍光灯のような青白い色は、オフィスなどの活動的なスペースに向いています。
  • ゆったりと心身ともに休める寝室には、白熱灯や電球色のようなオレンジ系の色の照明が合っています。

 

人は、温かみのある色を見ると安心するという傾向がある

赤みを帯びたオレンジ色の夕焼けを見て、ほっとした安堵感を感じる人が多いのもそのためでしょう。

 

最近は、色味を調整できる調光可能な照明器具も数多く販売されています。

必要に応じて選びましょう。

灯りで遊ぼう

リビングやダイニングに比べて、寝室はプライベートを楽しむ完全なパーソナルスペースです。
そんな空間だからこそ、お気に入りの照明器具を選んでみるのもおもしろいでしょう。

 

 

デコラティブなシャンデリアや、落ち着いたモダン和風なシェード、シャープなデザインのライトなど。

 

 

他の部屋とは統一されていなくても、寝室だけは許されるのではないでしょうか。

おわりに

どんな照明を取り入れるかによって、そこで過ごす時間も、睡眠の質も変わります。

 

賃貸のお部屋などでは、照明器具を取り替えることは簡単ではないと思われますがと、ほんの少しの工夫で心地よく眠ることの出来るリラックスベッドルームを実現できます。

 

ぜひ、一度お試しください。

 
 コラムニスト情報
林 通子
性別:女性  |   職業:インテリアコーディネーター

京都・滋賀を中心に稼働中のインテリアコーディネーターです。日々の暮らしを愉しみ、心地よく過ごす・・・そんな空間創りをお手伝いさせていただきます。
ホームページ:interior design LaBlanche (https://www.lablanche0721.com/)

 

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