住宅ローン、低金利時代に突入!マイナス金利導入の影響とメリット

住宅ローンは空前の低金利時代に突入。つまり借り換えするなら、今!「固定」「変動」、どちらの金利タイプを選択するのが賢いのか、見ていきましょう。

執筆者: ヨースケ城山 職業:節約アドバイザー
今、最高のタイミング!住宅ローン借り換えを勧めるワケ

節約アドバイザーのヨースケ城山です。

日銀は、2016年1月29日、日本で初めてマイナス金利政策の導入を発表。

2月16日から実際に導入しました。

 

マイナス金利とは?

金融機関から日銀の当座預金で預かっている一部の資金につけている金利を、マイナスに引き下げる政策です。

このマイナス金利導入に当たり、個人にはいろいろな恩恵があると言われています。

 

特に、住宅ローン関連がお得になると注目を集めていますが、実際どんな効果があるのか見ていきましょう。

 

 

過去最低の金利で借りることができる!
住宅ローンの長期固定金利が低下

住宅金融支援機構が貸出している住宅ローンの「平成28年2月」の資金お受取分の金利水準【フラット35】は以下の通りです。

 

返済期間:21年以上35年以下

取扱金融機関の提供する金利の範囲

  • 融資率9割以下:1.480%~2.030%
  • 融資率9割超 :1.920%~2.470%

 

※取扱金融機関の提供する金利で最も多い金利 1.920%

返済期間:20年以下

取扱金融機関の提供する金利の範囲

 

  • 融資率9割以下:1.210%~1.830%
  • 融資率9割超 :1.650%~2.370%

 

※取扱金融機関の提供する金利で最も多い金利 1.650%


つまり、35年固定の住宅ローンが今なら2%以下で借りることが出来るのです。

これがどれだけ凄いことなのかは、フラット35が始まった頃と比較してみると分かります。

2009年5月の35年固定の住宅ローン金利は、3.0%~3.5%というものでした。

それが今では2%を切るまでに下がっています。

 

金利が1%違うと、650万円も差が出ることも!

住宅ローンは金額が大きいため、1%違うと総支払額は何百万と変わってきます。

 

例)3,000万円の住宅ローンを35年固定金利で借りた場合

 

  • 3000万円を「2%」で借りると

毎月返済分99,378円 総支払額41,738,968円

 

  • 3000万円を「3%」で借りると

毎月返済分115,455円 総支払額48,490,768円

 

約650万円以上の総返済額の差となります。

これが1%の大きさです。


「リスクを取りたくない」「計画的に返済をしたい」という方には、フラット35の住宅ローンは、今が最高の借り換えチャンスです。

 

返済額が変わらない安心感で選ぶなら「35年固定の住宅ローン」
人気の商品「フラット35」は、いろいろな銀行で取り扱いあり

フラット35は住宅金融支援機構が運営する住宅ローンですが、金融機関は自分で選択することが出来ます。

平成28年2月現在の金利ランキングでは、以下の4行が最低金利の1.480%となっておりダントツです。

 

  • 楽天銀行 フラット35 1.480%
  • ARUHI フラット35 1.480%
  • 住信SBIネット銀行 フラット35 1.480%
  • 三井住友信託銀行 フラット35 1.480%


また、フラット35ではありませんが、次の2行でも低金利のプランが用意されています。

  • 三菱UFJ銀行のずーっと固定金利コース【超長期固定金利住宅ローン】 1.60%
  • 中央労働金庫のろうきん住宅ローン 1.80%


35年間金利が変わらないという安心感。

そして史上空前の超低金利の時代では、固定35年で住宅ローンを組むというのも良い手だと思います。

参考 価格.com住宅ローン http://kakaku.com/housing-loan/

少しのリスクはあっても、住宅ローンの毎月返済額を下げたいなら…
「変動金利」がおすすめです。

固定金利も過去最低を記録していますが、変動金利も過去最低の記録を更新中です。

もうこれ以上の過去最低は、ないと思われます。


平成28年2月時点で、ほとんどの金融機関の変動金利が1%を切っています。

 

  • 住信SBIネット銀行 適用金利:0.579%

ネット専用8疾病保障付住宅ローン<通期引下げプラン>変動 

 

  • ソニー銀行 適用金利:0.539~0.589%

変動セレクト住宅ローン変動

 

  • じぶん銀行 適用金利:0.568%

全期間引下げプラン変動 


もし今、毎月の住宅ローンの支払いがきついと思っている方には、変動金利変更をお勧めいたします。

 

借り換えのメリットを計算

 

例)住宅ローン残高 2,000万円 の残り20年 全期間固定2.5%で借りていた場合

 

  • 現状のまま

毎月返済分105,980円、総支払額25,435,230円

 

  • 変動金利0.579%に変えた場合

毎月返済分88,271円、総支払額21,185,054円


このシュミレーションは、変動金利0.579%が20年間続くと仮定したシュミレーションなので、ずっと毎月返済分88,271円が続くわけではありませんが、節約効果は大きく、毎月「約17,000円」お得です。

 

これで少しは家計に余裕が生まれると思います。

 

まずは変動金利で借り換えして、様子を見て、また固定金利に戻すことも可能です。

現在住宅ローンの返済が少し苦しいと思っている方は、一度変動金利への借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

おわりに

住宅ローンの借り換えについて、「全期間固定金利」と「変動金利」のどちらが良いのかは、その人の借り入れの状況によってどちらともいえないというのが本当の所です。

 

ですが、借り換えの時期という点では、今を置いて最高のタイミングはないと断言します。

借り換えに回数制限はありません。

 

自分にあった住宅ローンは、その時代、時代によって変化するといっても良いでしょう。

是非この最高のチャンスに、ご自分にあった住宅ローンに巡り合ってください。

 コラムニスト情報
ヨースケ城山
性別:男性  |   職業:節約アドバイザー

社会保険労務士合格者

ファイナンシャルプランナー

住宅ローンアドバイザー

年金アドバイザー

1973年生まれ。大学卒業後、商売の基本を学ぶため大手100円ショップに入社。1円単位の原価計算の重みを知る。その後、大手スーパーに転職し、値引きやタイムセールを担当。リアルな現場での駆け引きや相場観を養う。またその手腕により東京地区エリアマネージャーとなり、新人採用を年間4000人担当した。

著書「給料そのままで月5万円節約作戦!!」の中では固定費の削減を中心に
ラクして貯めるをモットーに活動している。

ブログでいつも取り上げているテーマは節約全般、社会保険労務士試験 住宅ローン 労働問題 ブラック企業 障害年金 40代の転職 出版について 潜在貯蓄 教育についてなどになります。興味がある方は是非ブログも覗いてみてください。

著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。』
http://kotukotushinai.jimdo.com/
にもまとめられている。

ブログ『節約アドバイザー ヨースケ城山ブログ』http://ameblo.jp/yousukeshiroyama
では、節約だけではなく転職活動、著書、社労士、FPのことを配信中。

【著書】
2012年 給料そのままで「月5万円」節約作戦【ごま書房新社】より発売
2015年 給料そのままで「月5万円」節約作戦がkindle化されました。
2015年 「kindle無料キャンペーン」でベストセラーランキング1位を獲得して販売につなげる方法 発売。
2016年 給料そのままで「月5万円」節約作戦 増補改訂版発売
2016年 「子供の教育費は削りなさい!」奨学金利用者50%以上時代の新教育費計画発売
2017年 給料そのままで「月5万円」節約作戦 増補改訂2版発売
2017年 老後資金は49.9歳までに貯め始めなさい!: 私の老後に必要な資金は2164万円です あなたの金額は? 発売
2017年 人生の3大支出「住宅」「教育」「老後」を節約しなさい!お金の裏技3冊セット: この3つを節約すれば他の節約は不要!発売