どっちが夫婦円満?一緒に寝る・別々に寝る、メリットとデメリットを比較!
夫婦の寝室問題。同じ部屋で一緒に寝るか、別室や別々のベッドで寝るか、それぞれのメリットとデメリットを紹介。円満な関係を築くためにベスト方法は何か、パートナーと相談してみましょう。
こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。
みなさんは、夫婦はどのようにして寝るのがベストだとお考えですか?
このことに迷いを感じているカップルのために、今回は「夫婦一緒寝」と「夫婦別寝」に、それぞれどのようなメリットとデメリットがあるのかをご紹介します。
ここでいう「夫婦一緒寝」とは、一緒の部屋で一緒のベッド、もしくは布団を隣にくっつけて敷いて寝るということを条件としています。
- 同じ空間で相手を感じることができる
- 一緒にいる時間が多い
- パートナーの不調にいち早く気づける(例:いびきや呼吸の状態)
- 精神的に安定できる(安心感を持ちやすい) など
- 睡眠の妨げになる(例:パートナーの寝相やいびき、夜間のトイレの利用)
- 体感温度の差がある(例:パートナーに合わせた冷暖房の温度調整が原因で体調を崩す)
- お互いに自由さが制限される
- マンネリに陥りやすい など
最初のうちは、一緒寝が当たり前かもしれませんが、年数を重ねるごとにどうしてもパートナーと寝ることの悪い面ばかりに目や気がいってしまい、悪目立ちしてしまうのではないかと考えています。
確かに、体調を崩してしまうことは良くありませんが、別室で寝ることで夫婦間のコミュニケーションの低下や温度差が生じてしまうので、その辺りも大切にする必要があるでしょう。
ここでいう「夫婦別寝」とは、同じ部屋でもベッドが別で離れていたり、別室で寝ていたり、子どもが間に入って川の字で寝ていたりしていることを条件としています。
- ゆっくり寝ることができる
- 夫婦のマンネリ化を防止できる
- 一人の時間が持てる など
- パートナーの異変に気づきにくい
- ケンカした後の仲直りのタイミングが難しい
- 一緒にいる時間が減る(コミュニケーション不足になる傾向がある) など
また、夫婦別寝の場合は、子ども目線から見ると、「両親は仲良しじゃない」と捉えてしまうということもあり、子どもが不安になってしまう可能性も考えられます。
上でご紹介したとおり、「夫婦一緒寝」と「夫婦別寝」には、どちらにも良い面と悪い面があります。
「自分たちはどうしたらよいか」ということを夫婦で話し合うことが必要です。
その相談もまた、コミュニケーションになりますので、良い関係を作っていく上で役に立ちます。
仕事などで帰宅が遅くなってパートナーが先に寝ているときや、夏場の冷房が寒すぎるようなときには、その時々で臨機応変に対応できるようにしておくのも1つの手でしょう。
「夫婦一緒寝」と「夫婦別寝」のどちらを選ぶにしても、夫婦で判断することが重要なポイントになることを忘れないでいただければと思います。
どちらの寝方にもメリットとデメリットがあります。
人にとやかく言われて寝方を決めるのではなく、自分たちにとって一番良いのはどういう方法なのか、パートナーと話し合ってみてくださいね。
その方がお互い納得できますし、交互に試してみるなどの選択肢が生まれ、より良い関係が築けるのではないでしょうか。
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