夫への注意の仕方、逆ギレされないコツは?言い方で夫婦喧嘩になる
「○○して!」とちょっと旦那に注意したら、ムッとされて夫婦喧嘩に発展することも。命令するような言い方や、怒り口調、上から目線は、ケンカや逆切れされる原因になります。
こんにちは、 メンタルケア心理士の桜井 涼です。
ちょっと注意しただけのことなのに、夫がムッとした顔をしたり、ケンカに発展したりすることってあると思います。
そんな時にうまい言い方があれば、ケンカにならずに済むだけでなく、お互いが気分よく受け入れることができるはずです。
今回は、何でも器用にこなせる女性だからこそ言える上手い言い方をご紹介したいと思います。
男性と女性では、元々考え方に違いがあります。
妻からのちょっとした言葉に傷ついたり、腹が立ってしまったりすることも多いのです。
それを踏まえた上でのNGワードは、次の通りです。
「○○してくれないと困るんだけど!」
「○○やってよ!」
「いい加減、○○してよね!」
命令するような言い方や、怒り口調、上から目線は、ムッとしてしまう言い方です。
特に、妻のような近い存在に言われると、ネガティブさや腹立たしさを強く感じます。
「カチッサー効果」とは、理由づけをすることで頼み事が通りやすくなる理論です。
理由はなんであれ、「○○だから、こうしてほしいの」という頼み方をします。
理由があると、頼まれたことをやろうと動きやすくなります。
○「子どもにきちんとした作法を覚えさせたいから、箸の使い方を少し注意してくれないかな」
このように理由を先に持ってくる言い方がお勧めです。
「お願い」という言葉は使い古されているように感じるかもしれませんが、「お願い」という言葉に笑顔がプラスされると断れなくなります。
なぜなら、男性は女性の笑顔が好きで、頼み事を断れなくなる傾向にあるからです。
○「ゴロゴロする場所を移動してくれない、ねえお願い」
このように「お願い」を後方につけて笑顔で言うと、ほとんどの場合ムッとされません。
むしろ、「仕方ないなぁ」とすぐに動いてくれます。
効果的な叱り方の方法の中に「プラスの言葉を使う」というものがあります。
注意すること自体、マイナスの要素が強いですね。
そのため、どうしても否定されたと捉えることになり、ムッとしてしまうのです。
ですから、あえてプラスの言葉を使います。
○「脱いだらかごに入れて。前にやってくれた時すごく助かったから!」
このようにプラスになる言葉を少し入れるだけで、やってくれる確立がグンと上がりますし、嫌な気持ちはしないと思います。
今回、夫を注意するときに役立つ3つのコツをご紹介しました。
なお、声のトーンを優しい感じに変えることも大切です。
数回練習するだけで、うまく言えるようになります。
忙しい時や、女性側に心の余裕がない時などには、「難しい」と感じるかもしれませんが、そんな時こそ一呼吸おいて言ってみましょう。
きっと上手くいきます。
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