私立小学校、ママ同士のお付き合いはどの程度?人間関係トラブルを防ぐポイント
こんにちは、教育コンサルタントの地山真生です。
皆さんがご興味のあることの1つに「私立小学校でのお付き合い」があるかと思います。
お付き合いについては、色々とありますので、何回かに分けてご紹介します。
同じ私立小学校でも、ママ同士が「○○学校の挨拶は、ごきげんようですって」と話題になる学校と、本当に「ごきげんよう」と言っている学校では、お付き合いの仕方は異なります。
前者は、公立のお付き合い+αと思っておけば良いでしょう。
一見、無難に過ごせそうな学校です。
具体的には、ランチ会も2,000円くらいのお店で行い、そんなに頻回でもない。
ブランドものをとっかえひっかえしている人もおらず、言葉遣いもそれほど気を使う必要はありません。
しかし、私立・公立と分けなくても、お付き合いにおけるママトラブルはどこにでもあるものです。
少し前ですが、名門校で破廉恥ないじめがあったという報道も見ました。
公立はいじめがあるからと私立を選ばれる方もいらっしゃいますが、私立でもいじめはあります。
これは、公立私立どちらにも共通することですが、そういうトラブルが起きた時が、一番ややこしいものです。
私立は、そういったことは、学校にお任せするのが基本です。
ママ同士の中であれこれ喧嘩し合ったりはしない、と言うのが暗黙のルール。
しかし、私の知っている限りでは、同級生と裁判をしているお宅があったりと、プライドが高い方が多いのと、お金があるのとでこういう事態を招くこともあります。
親に求められる資質とは
そういうことが起きても対処できるのかということが、私立に通っている親に求められる資質になります。
名門校ほど、こういうことが起きる確率が多いです。
いじめに関しては、基本的には学校にお任せしますが、学校の方針で、とにかくはみ出ている子を排除することがあります。
先生が「いじめている子もわが校の大切な生徒なのです」とおっしゃり、不登校になっている子に退学を促すという学校もあります。
むしろ、そういった学校の方が多いでしょう。
私立は、評判で成り立っているので、悪い評判が立つことを嫌います。
つまり、不登校生がいるということは、学校にとって不名誉なのです。
そういう場合は、不登校生を排除するという形を取ります。
名門校ほどその傾向が強いと考えておいて下さい。
結果的には、涙を飲んで退学するしかありません。
せっかく入学した学校を去るほど切ないことはないでしょう。
希望の私立小学校に入学できたとしても、全てが安泰な訳ではありません。
このテーマは、次回に続きます。
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