年賀状の決まりごと。年賀はがきの時期・書き方・マナー6選 (1/2)
早いもので、今年も残すところ数か月となりました。
クリスマスだ大掃除だとバタバタしている間に、後回しにされがちなのが「年賀状」。
年末になって慌てないように、早目に準備をしておきたいものですね。
最近では、メール等を使って、手軽に新年の挨拶を済ませる方も多いでしょう。
しかし、年賀状には、デジタルにはない良さがたくさんあります。
- 手間が掛かっている分、デジタルにはない温かみがある。
- 年に1度のやり取りなので、長らく会えていない人とも、構えずに近況を報告し合える。
- 初詣やお節料理と同様に、お正月らしさを感じさせてくれる。
他にも、毎年の年賀状を1枚ずつ保管して自分や家族の記録にするなど、その魅力は様々あるのです。
日本郵便の年賀はがき(お年玉付き郵便はがき)の販売は、10月下旬(2015年の場合は10月29日)開始です。
完全無地のタイプから、キャラクターが描かれているタイプ、各地の風物をモチーフにした絵柄のタイプなどたくさんの種類があります。
郵便はがきや私製はがきを使う
年賀はがきを使わない場合は、切手の下に「年賀」と朱書きにします。
一般郵便と区別をしておかないと、年内に配達されるので注意して下さい。
切手は、年賀状らしい絵柄の年賀郵便切手の使用が良いでしょう。
また、お年玉付き年賀切手を使えば、受け取った方の楽しみが増えますね。
年賀状の受け付け開始は、例年12月15日からになります。
確実に元旦に届けるには、12月25日までに投函する必要があります。
しかし、12月28日までに投函された年賀状も、できる限り元旦に届ける旨のお知らせが、日本郵政から発表されています。
ただ、確実ではありませんので、25日までの投函が望ましいでしょう。
年賀状は、松の内と呼ばれる1月7日までに届けるのが基本です。
その時期を逃してしまった場合は「寒中見舞い」として送りましょう。
寒中見舞いを送るのは、1月7日過ぎから立春の2月4日頃までとなります。
寒中見舞いのマナーとして、
- 「寒中お見舞い申し上げます」などの挨拶
- 相手の安否を尋ねる言葉・自分の近況報告・相手の幸せを願う言葉
上記を押さえておきましょう。
年賀状の基本構成は、下記の通りです。
- 新年を祝う言葉(賀詞)。
- 昨年、お世話になったことへの感謝の言葉。
- 今年の、変わらぬ親交を願う言葉。
- 相手の幸せを願う言葉。
新年を祝う語句の賀詞にも多くの種類があります。
年賀状の相手が、目上なのか友達なのかで使い分けると良いですね。
好ましいのは、慎んだ気持ちを表す漢字を使った賀詞になります。
- 謹賀新年
- 恭賀新年
- 謹賀新春
- 恭賀新春
最も一般的な「明けましておめでとうございます」ですが「新年明けましておめでとうございます」とするのは間違いです。
新年と明けましては、同じ意味になります。
- 明けましておめでとうございます
- 新年おめでとうございます
- 新春のお慶びを申し上げます
- Happy New Year
- New Year's Greetings
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