手作り感をプラス!少し変わった可愛い年賀状アイデア(消しゴムはんこや仕掛けつきなど)
いよいよ今年もあと少しになりました。
年賀状のアイデアはもう浮かびましたか?
年賀状は、新しい年の初めに届ける贈り物。
理想は手作り感のあるあたたかい年賀状ですが、今からでも間に合うでしょうか?
また、プリンタで作成する年賀状でも、読む人の手がふと止まるような楽しいアイデアはないでしょうか?
そこで今回は、手軽に出来る「もっと年賀状を楽しむコツ」について見ていきたいと思います。
まず、アナログ派にお勧めなのが、消しゴムはんこの年賀状です。
消しゴムはんこというのは、専用の消しゴムを彫って作るはんこのことですが、ゴム版に比べて柔らかく彫りやすいので、初心者の方でも楽しむことが出来ます。
彫り方は、彫りたい絵をトレーシングペーパーに写し、それを板状の消しゴムに転写することから始めます。
鉛筆の芯が付いている側のトレーシングペーパーを消しゴムにくっつけ、トレーシングペーパーを裏から爪などでゴシゴシこすると、きれいに転写されます。
転写が終わると、板状の消しゴムから消しゴムはんこに必要な部分を切り出し、コンパクトなサイズにします。
次に、残したい線をキープしながら、不要な部分をカッター等で彫っていきます。
詳しい彫り方はネットなどで動画が紹介されています。
彫り上がったら試し押しをし、手直しをします。
転写の際に消しゴムに付いた鉛筆の芯や、彫る際に出たカスは、ねり消しできれいに取ることが出来ます。
いきなり大作を彫り上げなくても、小さなはんこをたくさん押せば、賑やかな年賀状になりますし、彫るのが難しい細かい部分は手書きで補っても良いのです。
何しろ「手作り」という点が最大の魅力なので、上手下手に関係なく、とても温かいものを届けることが出来ると思います。
簡単なものなら今からでも間に合います。
「手書きの凝った年賀状は理想だけど、時間的に絶対無理!」という方は、印刷の年賀状にひと工夫をしてみませんか。
例えば、クイズやオリジナルくじなどを取り入れてみるというのはいかがでしょう。
クイズの場合は、SNS等に後日答えをアップしても面白いですし、オリジナルくじは年賀状のお年玉くじの数字を使い、実際に小さなプレゼントを用意しても楽しいですよね。
単に綺麗に印刷された年賀状を眺めるだけのお正月に、笑いとスリルを提供してみるのも一興です。
さらに年賀状自体に仕掛けをしてみるのも楽しそうです。
昔からある「あぶり出し」にヒントを得て、例えば消えるペン(PILOTのフリクション)を使ったマジックなどはいかがでしょうか。
PILOTのフリクションは、熱でインクが透明になるペンなので、予めメッセージをフリクションで書き、ドライヤー等で消して透明にしておきます。
熱で透明になったインクは、マイナス20度で色が蘇りますので(同社HPより)、「冷凍庫に入れてね!」と書いておき、年賀状を冷凍庫に入れてもらうとあら不思議…。
フリクションはインクが透明になる時の温度が重要で、透明になる時の温度が足りない場合、インクの色が自然に戻ってしまうことがあります。
思惑通りにいくかどうかは分かりませんが、「現代のあぶり出し」として笑いを提供することが出来るかもしれません。
Q:フリクションボール(フリクションシリーズ各種)を高温下に放置していたところ、インキの色が透明になってしまいました。もとに戻す方法はありますか?
http://www.pilot.co.jp/support/frixion/1334578774407.html
また、例え印刷であっても文面の中身で勝負ということで、干支を詠み込んだ短歌やあいうえお作文などに凝ってみるのも楽しいと思います。
こちらは毎年、干支を詠み込んだ短歌をくれる友人からの年賀状。
例え印刷であっても、こうした年賀状は読むのがとても楽しみなのです。
また、別のアイデアとしては、普段はSNSでしかお付き合いしていない人と、思い切って年賀状交換をするというものがあります。
元々ネット等で仲良くしているということは、共通の趣味や価値観があるわけで、年賀状をきっかけにさらに仲を深めることが出来る場合もあります。
ただし、住所や名前等は個人情報になるので、あくまでも信頼出来る人とのやりとりに留めておいた方が良いでしょう。
余裕があれば浮かぶ年賀状のアイデアも、締め切りが迫ってくると「出さねば」という義務感にかられ、楽しさのかけらもありません。
ちょっと凝りたい方はそろそろ準備を、プリンタで制作される方も、まずはプリンタを動かして試運転させてみることから始めてみましょう。
基本は自分が受け取って楽しい年賀状を目指すこと。
新年から誰かを笑顔に出来る年賀状を作れるように、今から知恵を絞ってみませんか。
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