小さい秋みつけた♡インテリア雑貨や花植物を使ったお部屋コーディネート
日が暮れるのが早くなり、朝夕に涼しい風が吹き始めました。
夏の間は涼を求めて青色の雑貨やガラス製品を楽しみましたが、秋になるとまた趣きの異なったものを身近に置きたくなります。
そこで今回は、秋の始まりを楽しむインテリアのヒントについて見ていきましょう。
まず第一に取りかかるべきことは、夏のアイテムを片付けることです。
これは一見当たり前のことのように感じますが、重要なのはさじ加減です。
例えば、海を連想させる貝殻や、夏の風物詩である朝顔や金魚などのモチーフは、すぐにでも片付ける必要があります。
しかし、青系の雑貨であれば、鮮やかな青色の物はしまうけれど、深い藍色の物は、あえて残しておいても良いかもしれません。
洋服のマリン柄にも、真夏の物と初秋の物があるように、青の色味で季節感を演出してみるのも素敵ではないでしょうか。
秋は短い季節ではありますが、冬まで少し幅があり、その移ろいを楽しみたいものです。
いきなり秋の空間にしてしまうのではなく、夏から秋への初秋の雰囲気を味わうのも、面白いと思います。
それでは、具体的に秋を感じさせるアイテムについて見ていきましょう。
こちらは「ほおずき」。
ほおずき市は、夏の訪れを告げる印象の強いイベントですが、夏の終わりに赤く色付いたほおずきは、初秋の雰囲気にぴったり。
ドライにしたものは長く目を楽しませてくれますし、実を水に漬けて皮の繊維だけを残す「透かしほおずき」も独特の味わいがあります。
秋といえばお月見ですよね。
近くにススキが生えているという方は、ススキをお部屋に取り入れてみるだけで、秋の空気が満ちてきます。
ススキと一緒に、秋の野花を生けてみましょう。
ススキのない方は、月見モチーフの雑貨を飾ってみるのもお勧めです。
ほおずきやススキが手に入らないという方は、ドライフラワーなどはいかがでしょうか。
一番良いのは、秋を見越して予めドライフラワーを作っておくことですが、雑貨屋さんなどで買うこともできます。
古雑貨などと上手く組み合わせて、ナチュラルカラーを楽しみましょう。
ハロウィンにはまだ間がありますが、ちょっとした飾り物に、かぼちゃも楽しいですよ。
秋のイメージである「収穫」を感じさせるグッズとして、玄関先などに並べてみましょう。
古くから四季を愛でながら暮らして来た我々日本人は、21世紀になってもなお季節感のある暮らしに、安らぎを覚えます。
特に暑い夏の後にやって来る秋は、一年の内で一番情緒豊かな季節です。
今は秋の始まりですが、次第に深まり、やがて冬に至ります。
小さな秋を取り入れながら、季節の移ろいを楽しんでみたいものですね。
古雑貨・手づくり雑貨カフェ「木琴堂」
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