こんにちは、今回からペーパークラフトについて書かせて頂くことになりました、スタンピンアップ デモンストレーターのCOCOです。

現在、アメリカ・カリフォルニア在住で、スタンピンアップのデモンストレーターをしています。

まず最初に、いま、アメリカで流行っているペーパークラフトの楽しみ方を紹介したいと思います。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカではお祝い事や行事がある時に、カードを送る習慣があります。

その時に送られるカードが、通称「グリーディングカード」です。

私がアメリカに来て魅了されたのが、いろいろなイベントや特別な場面で人に渡すグリーティングカードでした。

バースデー、クリスマス、結婚記念日や母の日、父の日、卒業のお祝い、ご出産、御礼、お悔やみなど、挙げれば切りがないほどカードを渡すことが生活の一部となっています。

それ故に、アメリカでは様々なカードが売られており、文具店だけにかかわらず、スーパーなどにもカードのコーナーが設けてあったり、レジの横にさりげなく並べられています。

その一方で、このような市販のカードだけではなく、自分たちで手作りのカードを送る人もたくさんいます。

大切な役割を果たすグリーティングカードを自分で創作する楽しさ、人に上げた時に喜んで貰える嬉しさ、そして、プレゼントと一緒に添える心温まるひと言に魅了され、私も数多くの手作りカードを作ってきました。

ここからは、私の手作りカードをご紹介します。

カードやタグは、簡単に短時間で作れること、人にあげるので手元に溜まっていかない（作品がスペースを取らない）というのも、ペーパークラフトとしての魅力の一つです。

グリーディングカードの次に、スクラップブッキングにおけるペーパークラフトの楽しみ方を紹介します。

「スクラップブッキング」とは、自分でデコレーションしたペーパーに写真を貼付けて保存する方法で、大切な思い出を長期保存することができるのが魅力です。

また、出来上がった作品を他の人に見せてあげると言う楽しみもあります。

写真をみていただければわかると思いますが、スクラップブッキングの作品がお部屋にあるだけで、思わず会話が弾んでしまうことは間違いないでしょう。

カード、タグ、そしてスクラップブッキングといったものだけではなく、インテリアの一つとして、ペーパークラフトを楽しむことができます。

例えば、お部屋に飾るガーランドやリース、フレームに入った作品などが、その代表作です。

これらのペーパークラフトは全てアシッドフリーのペーパーを使用しているため長期保存したり、お部屋に飾っていても変色したり、色あせたりしないことが特徴です。

殺風景な部屋も、ペーパークラフトで楽しいお洒落な部屋を作ることができます。

自分で作った手作りのものをお部屋に飾ったり、または人に差し上げたり。
作品の用途は人それぞれですが、創造する楽しさは共通しています。

ペーパーとのり、はさみがあれば、誰にでも簡単に始められることがペーパークラフトの魅力です。

皆さんも一度、自分の手作りカードやスクラップブックを作って、大切な人達へ気持ちのこもったメッセージを送ってみてはいかがでしょうか。