初心者でも簡単カワイイ!思い出スクラップブックの作り方 (1/2)
ぱらぱらとページをめくると、楽しかった旅の記憶が生き生きと蘇るようなスクラップブック。
そんなスクラップブックに憧れている方は、案外多いのではないでしょうか。
しかし、やってみたいと思う反面、素敵なサンプルに圧倒されたり、色々なスクラップ用品に目移りしたりして、結局何もやらずじまいということはありませんか。
そこで今回は、出来そうなことから始める、簡単なスクラップブック作りのヒントについて見ていきたいと思います。
まずは、スクラップブックに盛り込む材料集めです。
スクラップブックは貼り付けたり、記入したりする物なので、以下の2つを用意することになります。
- 旅先で入手したパンフレットやショップカード、チケット、撮った写真など
- 自分自身が体験した旅のエピソード
手慣れた人になると、旅の最中や直後にスクラップブックを作ってしまうそうですが、初心者や筆者のようなずぼらな人間は、つい材料だけを溜め込みがちです。
スクラップブック作りにすぐに着手しない場合は、旅の思い出グッズの散逸や、記憶の風化を防ぐ工夫をしながら、材料を取っておきましょう。
ちょっとした工夫をするだけで、かなり時間をおいてもスクラップブックを作ることが出来ますよ。
旅の思い出グッズの収納術は、前回のコラム「楽しい思い出の整理法!付箋やクリアホルダー、ケースなどを使った収納術」をご覧下さい。
スクラップの中心的な材料となるのが、旅の最中に撮った写真です。
もちろんデジカメで撮ったものを現像すれば良いのですが、いわゆるLサイズで現像してしまうと、スペースの都合もありますよね。
そこで活用したいのが、セブンイレブン等のマルチコピー機で出来るデジカメの分割プリントです。
デジカメプリントの際に分割プリントを選べば、Lサイズのフォト用紙に、2分割、4分割、6分割、8分割、12分割にされた写真を出力することが出来ます。
ノートの面積に合わせてサイズを選びましょう。
こちらは8分割にした物。
裏はシールにはなっていないので、カッターで切り抜いて、両面テープやのりで貼り付けましょう。
スクラップブックに貼り付ける材料としては、旅先で入手したパンフレットや自分で撮った写真などがメインです。
しかし、案外見落としがちな面白い物もあります。
例えば、旅先のコンビニで買い物した時のレシート。
いつものローソンやセブンイレブンでも、支店の名前や住所に、大切な旅の記憶がつまっていたりします。
ただし、感熱紙のレシートは消えてしまうので、スクラップに利用する際は必ずコピーをしておきましょう。
この他にも、ホテルや旅館で入手した地方新聞や、旅館の部屋にあったテレビ番組表なども、スクラップに利用すると楽しいものです。
もちろん全てを貼り付けることは出来ませんが、思い出深い一部でもスクラップしておくと、旅の記憶を閉じ込めておくことが出来ます。
スクラップブックのための材料が集まったら、次はどんなノートに貼り付けるかを考えます。
しかし、実際のところノートは何でも良いのです。
スクラップブック作りが面倒臭くなってしまうのは、あまりにも形式にこだわり過ぎるからということもあると思います。
まずは、手近にあるアイテムを利用して、始めてみてはいかがでしょうか。
例えば、既に手元にあるノートや、書き込みスペースに余裕のある手帳など、使えるノートはたくさんあります。
もちろん、この機会に新たにノートを探したいという場合もあるでしょう。
その場合は、東急ハンズやロフトなどの店頭に、お洒落なスクラップブックが売られていますし、素敵なノートをスクラップブック用に購入しても良いのです。
基本的にどのノートでも良いのですが、色々な物を貼り付けてページが重くなりそうなので、ページに少し厚みのある物が安心かもしれません。
まずは1冊というだけではなく、これからもずっと同じ形式でスクラップを続けるぞという場合は、ロングゼラーのアイテムを利用することをお勧めします。
例えばコクヨのスクラップブックなどは長年同じ仕様のままなので、自分自身の中でシリーズ化する時に頼れるアイテムです。
ちなみに私自身はマルマンのスケッチブックを利用しています。
マルマンのスケッチブック「図案シリーズ」もロングセラーですし、都会に出なくても入手が容易なためです。
ここまで、スクラップブックに利用する材料とノートを見てきましたが、これだけでは少々殺風景かもしれません。
イラストが描ける人は、イラストで賑やかすことが出来ますが、描けない人はスタンプやシールで紙面を彩りましょう。
例えば、スタンプではこのように吹き出しを書き加えることで、生き生きと紙面を組み立てることが出来ます。
スタンプは雑貨屋にたくさん売られていますし、インクパッドも様々な色がありますよ。
マスキングテープの利用も面白いと思います。
パンフレットやショップカード、あるいは写真を貼り付けるのに使うのはもちろん、紙面を鮮やかに縁取ったり、レイアウトのアクセントに使ってもお洒落です。
こちらは15mmのマスキングテープを細くカットしたもの。
細い幅のマスキングテープも売っていますが、手持ちの物をカットしても使えます。
カッティングマットに貼り付けて、カッターナイフでカットするだけで作れます。
さて、これまで述べてきたことを踏まえて、実際に作ってみたスクラップブックがこちらです。
実際の旅から少し時間をおいてのスクラップとなりましたが、思い出が色あせないように取っていたメモが役に立ちました。
スクラップは欲張らず、B5サイズのスケッチブックの1ページが埋まるくらいに仕上げることにしています。
もちろん、大きめのリーフレットなどがある場合は、次々とページに貼っていきます。
文字をたくさん書くのが苦手な方は、デジカメ写真の分割サイズを大きくして、バランスを調整すると良いと思います。
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