このようなスクラップブック作りをさらに楽しむ方法として、旅を楽しんだ友達と一緒に作業をすることをお勧めします。

お互いに材料を持ち寄り、それぞれにスクラップブック作りに取り組むのです。
マスキングテープなどの文房具類を共有出来るのも楽しいですし、何よりも同じ旅をしながら、焦点を当てるポイントが違うのが興味深いと思います。

自分にはどうでも良かったことが、相手にとっては一番の思い出かもしれません。

作っている最中も、完成した後も笑いの絶えない時間になりそうです。
お互いのセンスを盗み合いながら、より良い作品を作ることも出来そうですよね。

雑貨屋の一角を占めるスクラップブックコーナーを眺めながら「自分にも出来たらなあ」と溜め息。
「でもきっとあのように上手く出来ないし、センスもないし」と諦めてはいないでしょうか。

スクラップブック作りに正解はありません。
ハウツー本などを眺めていると、そんな風に作らなければならないように錯覚しますが、まずはあまり気負わず、自分の好きなように作ってみることです。

一つ作れば自分の苦手が認識でき、どの辺りを工夫すべきか課題が見えてきます。
そして、そこに絞って、本やネットで作品例を見ていけば良いのではないかと思います。

また、これは作りながら学ぶことではありますが、自分自身の得意と不得意を把握しておくことも大事なことです。
イラストは得意だけど文章が苦手とか、レイアウトは下手だけど几帳面に書き込むのは好きなど、それぞれに個性があって良いと思います。

背伸びをして中途半端になるよりは、自分自身の長所を生かしたスクラップブックに仕上がる方が楽しいですよね。
まずは挑戦することから始めてみましょう。