御三家受験?エスカレーター式?子ども(男子)はどの小学校を受験させるべきか
こんにちは、教育コンサルタントの地山真生です。
小学校のお受験と言うと、主に女の子が中心となりますが、男の子の受験ももちろんあります。
どんな種類があり、どういう将来を描いているのかで選択肢も異なってくるでしょう。
今回は、男の子の小学校受験についてご紹介します。
男の子の小学校受験は、3種類に分けられ、主にその3つの中から選ぶことになります。
男子校受験
小学校からの男子校は、日本に「立教」「暁星」「精道三川台(長崎)」の3校しかありません。
なお、立教は大学附属ですが、あとの2校は高校までです。
共学の小学校に入るパターン。
共学の大学の、附属小学校などが該当します。
中学から女子校になる学校で、小学校だけは共学という学校に入る選択もあります。
まず逆算して考えて下さい。
将来、子供がどういう道を辿ることを望んでいるのか、親が考える必要があります。
- 大学までストレートで行かせて、スポーツや趣味を続けさせたい。
- 大学は、本人の意思で選ばせたい。
この2つの考え方次第で、受験する学校も違います。
大学附属の共学小学校は「慶応」「学習院」「成城学園」「成蹊」「玉川学園」などがあります。
大学までストレートで進ませたい場合は、こういう学校がお勧めです。
中学受験を目指して、男子全員が受験をする環境に置きたいという場合にお勧めするのが、中学から女子校になる「目黒星美学園」「聖ドミニコ学園」「精華小学校」などの学校です。
このような学校は、九九は1分以内で言えるようにするなど、受験に向けて実力の付く授業をしてくれます。
中学から御三家に入れたいが、公立の小学校で学級崩壊などが起きたら困る、というご家庭のお子さんにお勧めです。
ご家庭の教育方針として、キリスト教の学校で育てたい場合もあると思います。
なお、先程ご紹介した男子校の「立教」「暁星」「精道三川台(長崎)」はキリスト教です。
大学附属の学校に入っても、他大学を選ぶお子さんも増えてきています。
中学校受験をして、大学附属の小学校を出ていく方もおります。
私立への誤解として、大学までエスカレーターで進むことが悪だと考えている方がいらっしゃいます。
しかし、公立と同じで、自分の意志で中学からでも高校からでも大学からでも、そのエスカレーターを降りることができます。
違う学校を選択することができるのです。
例えば、小学校から大学までのエスカレーター学校で、途中でエスカレーターを降りて留学する例もあります。
例外が増えてきているのが、現在の状況なのです。
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