うちの子ども、発育が遅れてる?発達が遅いと焦るママへの不安対処法

執筆者: チャイルドカウンセラーゆみっち 職業:保育士歴25年 子育てママ専門セラピスト
はじめに

可愛いお子さんの日々の発達は、見ていてとても幸せな気持ちになりますね。


しかし、保健所の乳幼児検診で、「歩行が少し遅い」「発語が少ない」と言われて、専門機関や支援教室を紹介され、心配になるママたちもたくさんいました。 

 

検診での指摘

検診など普段と違う場所や環境の中で、いつも通りに話さなかったり、固まってしまったりするお子さんはとても多いもの。
しかし、検診では少しでも気になる項目があれば、早めに知らせて対応していきます。

ですから、それほど不安になることはないのですが、勧められた検査や機関は、安心のためにも一度受けておくと良いかと思います。 

 

発達には個人差がある

そうした検診の場でよそのお子さんを見ると、「あの子すごいな…うちの子やっぱり遅いのかな?」と比べがちになります。
しかし、この時期の個々の発達には大きな個人差があります。

“全然喋らなかった子が、ある日を境に急に喋りだした“等の事例を、今までたくさん見てきたからこそ確信があります。
よそのお子さんと比べるのではなく、「昨日出来なかったが、今日は出来るようになった」というように、お子さん自身の成長を見てあげて下さい。

 

 

表に出ていなくても溜めている時期

例えば、言葉ではまだ単語が出なくても、絵本を見て指差して何か言おうとしている等の姿が見られれば、頭の中に「単語」があっても、まだ表面的に「言葉」として出ないだけだったりします。

その溜めていたものが、一気に噴出す子も多いです。
歩行はまだでも、しっかりつかまり立ちや伝い歩きをしていれば、歩行はもうすぐだったりします。

 

ママの働きかけで楽しく

それを促すために、ママが積極的に働きかけをしてあげると良いでしょう。
絵本を見て指差しているのなら、「これは”車“だね~。ママの車と同じだね。”く・る・ま”」等と話しかけ、物と言葉が一致するような言葉がけをしてみましょう。

また、ハイハイや歩行を促すために、「○○ちゃん、ここまでおいで~」とママがお子さんの前に来たり、おもちゃを見せて「ここだよ~」と言ったりして、目標になるものを見せてみるのも良いですね。
それが訓練のようになると、子どもが嫌がるようになるので、親子のスキンシップと思って楽しんでやってみて下さい。
それが何より大事です。

 

おわりに

お子さんが生まれた時は、それだけで幸せだったはず。
大きくなるにつれ、”早く出来るようになってほしい“と思って、他人と比べてしまいがちですが、誕生の時の気持ちを忘れず、お子さんなりの成長を見守ってあげて下さいね。 

 
 コラムニスト情報
チャイルドカウンセラーゆみっち
性別:女性  |   現在地:鳥取県  |   職業:保育士歴25年 子育てママ専門セラピスト

子育てママ専門セラピストのゆみっちと申します♪
保育士歴25年の経験を活かして自宅にて「育児カウンセリングサロン」をやっています。スピリチュアルなお話も好きです♪

ブログには子育てのこと、スピリチュアルなことなど書いています。のぞいてみてもらえたら嬉しいです。
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