暖かいお部屋作りのポイント!暖色インテリアで部屋の防寒対策を

執筆者: 渡辺卯月 職業:ルームスタイリスト&整理収納アドバイザー
寒い冬を快適に!体感温度が上がるインテリアコーディネート術

こんにちは、ルームスタイリスト&整理収納アドバイザーの渡辺卯月です。

 

寒い冬は、少しでも温かい部屋で過ごしたいですね。
寒い冬を快適に過ごすためのインテリアや寒さ対策とは、一体どのようなものでしょうか。


エアコン、ヒーター、ストーブなどの暖房器具はもちろんですが、視覚からの情報を活かした防寒対策についても考えてみませんか?

 

 

暖かい色のインテリアで、快適さアップ

「体感温度」という言葉があります。

体感温度とは、実際の温度ではなく、人が感覚として感じる温度のことです。

 

体感温度は、湿度や衣類などと同様、インテリアにも影響されやすいものです。

実際の温度も重要ですが、体感温度を意識すると、一層快適さがアップします。


では、インテリアの中でも重要な要素の一つである「色」について、体感温度を上げて、寒さを感じにくくなるポイントを見ていきましょう。

 

太陽や火をイメージする「赤・オレンジ・黄色」が効果的

「暖色」「寒色」などと分けられるように、色は見た目にかなり影響を与えます。


冬場、部屋の中を暖かい印象にするのに効果的な色は、「赤」や「オレンジ」、「黄色」などです。
太陽や火をイメージするので、暖色系の色と言われます。

 

 

次に、これらの色を効果的に取り入れた冬の模様替えをご提案します。

 

暖色インテリアで、体感温度をアップさせるテクニック
カーテンを、暖色系のものに

ブルーやグリーンなど、夏を連想させる寒色のカーテンをかけている場合、オレンジや赤系などの暖色系の色のものに変えるだけで、部屋の印象が暖かい感じに変わってきます。


このときに、カーテン生地を厚めのものにすると、外気の影響を受けにくくなり、実際の防寒にもなります。

 

 

スチールなど、冷たい印象を与える素材の家具を置いてある場合

素材も、見た目で体感温度が変わります。
スチールよりは木の方が暖かみがあります。

 

冷たい印象の家具には、暖かみのある色のファブリックを掛けてみたり、椅子の上に暖色系やふわふわしたクッションを置いてみたりしても、体感温度は上昇します。

 

 

部屋中暖色系にするのはNG!

部屋中のものを全て暖色にしてしまうとごちゃごちゃしてしまうので、あくまでも部分使いにすることがポイントです。

 

 

季節に合わせてカラーチェンジ

夏と冬、季節が変わるたびにカーテンや小物、玄関マットなどを変えてみると、部屋だけではなく、気持ちも新たになります。

 

 

照明の色を、暖かなオレンジ系に

また、照明の色で、暖かさを演出することも効果的です。
オレンジ色の光は暖かみを感じるので、照明の色をオレンジ系に変えてみてはいかがでしょう。

 

 

最近、LEDの種類も増えてきました。
値段も以前に比べるとずいぶん下がっています。

照明のショールーム等では、最近のLEDの進歩や特徴を知ることができますので、一度足を運んでみることをお勧めします。

 

電球を変えるだけでも効果あり

なお、そこまでできない場合は、電球を暖かみのある色に変えてみるだけでも、体感温度が上がりますのでお試しください。

 

おわりに

お住まいの国や地方によって寒さの度合いは様々。

外の気温を上げることはできませんが、インテリア次第で、暖かで快適なお部屋にすることができます。


今年の冬は暖房器具に頼るだけではなく、体感温度を意識して、見た目も暖かいお部屋づくりをしてみませんか。

 
 コラムニスト情報
渡辺卯月
性別:女性  |   職業:ルームスタイリスト&整理収納アドバイザー

自分にとっての心地よい部屋を作る!ということをモットーにルームスタイリスト・プロそして整理収納アドバイザーとして活動しています。
どんなに片付いた部屋でも居心地が悪ければその人にとって心地良い部屋とは言えません。
私自身めんどくさがり屋なのでめんどくさがり屋さんにもできる楽々収納を提唱しながら心地よい部屋づくりを広めていきます。
また、ルームスタイリスト2級及び1級認定講座の講師として講座を開催しています。
ルームスタイリスト講座は模様替えについて学ぶ講座ですが、自分自身について詳しくなるという他の講座とはちょっと違ったところがあります。
ワークをしながら自分自身を見つけてみませんか?
私のモットーはとにかく楽しく学べること!
丸一日という長丁場の講座ですが居眠りする方もなく、笑い声が絶えない!そんな講座です。
お片づけ、模様替えのご相談もお待ちしています!
一緒に楽々収納でハッピーな毎日を過ごしましょう!

 

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