はじめに

こんにちは。ヘア&メイク講師の山田麻衣子です。

ベースメイクにメリハリをつけ、顔に立体感を作ってくれるハイライト。
皆さんは仕上げにきちんと使用していますか?

実は最終的にメイクのトータルバランスを決めるのも、ハイライトの重要な役割です。
まずはハイライトって何?という方の為に、目的や種類、特徴などをご説明致しますね。

ハイライトを入れる位置と目的

ハイライトを入れる位置は以下の通り。

 

 

明るさを出したいところ

上瞼や目の下の三角ゾーンなど。

 

高さを出したいところ

鼻筋や頬骨など。

 

広さを出したいところ

狭い額や顎先、こめかみ部分など。

このように、強調したい箇所、立体感を出したい箇所に使用する為のアイテムです。

ハイライトカラーの種類

ハイライトとして使用するカラーには、以下があります。

 

  • ホワイト
  • アイボリー
  • 薄いピンク
  • ラベンダーカラー
  • 水色


作りたい質感によって「マット」タイプと「パール」タイプとを使い分けます。

 

メイクのカラーを決める3つのポイント

メイクをトータルで見た際に、カラーを決定づけるのが以下の3点です。

  • アイメイク
  • チーク
  • リップ


これらのカラーバランスを取ることは、フルメイクを作る際にとても重要であることは大前提です。
しかし、実はそれらの組み合わせがいくらパーフェクトであっても、最終的にそれらの色達が独立していては、メイクは上手に見えません。

 

そこで活用するのが『ハイライト』なのです。

 

隙間をハイライトで埋めていく

アイメイクからチーク、そしてチークからリップ(口角部分)へと、全ての隙間をハイライトで埋めながらつなげていきます。

 


ブラシでひと塗りするだけで、それまで独立していたポイントカラー達がつながり、メイクバランスがぐんとアップします。

 

おわりに

ハイライトはひと手間がかかる割に、あまり存在感を感じられず軽視されがちなのですが、入れるのと入れないのとでは雲泥の差があります。


お肌をもキレイに見せてくれるハイライト。

上級者テクニックとして、仕上げには是非取り入れてみてくださいね。

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