イタリア旅行で注意すること!スリ・マナー違反に気を付けよう!
初めてイタリアに来られる方も、リピーターで何度もイタリアに来られている方も、ぜひ旅は楽しいものにしたいですよね!
目の前の世界遺産に心奪われ、感動している隙にトラブルに見舞われた!なんてことがないようにしたいものです。
今回はイタリア旅行を楽しむ為に、注意すべき留意点と役に立つイタリア語をご紹介したいと思います。
初めて空港や駅に降り立った時、右も左も分からない…。そんな時は、考えるよりも聞いてしまいましょう。
「○○に行きたいのですが...」:” Vorrei andare a ○○ ... (ヴォレイ アンダーレ ア ○○...)”
○○には、地名や通り、美術館の名前、ホテル名など、具体的な名前を入れてもOKです。
特に、ローマやミラノなどの主要駅では親切心を装って、荷物を運んでくれる代わりに多額のチップを要求されることがあります。
地図を片手に大きな荷物を持っていると、そういう輩に声をかけられやすいのです。
そんな時は、ハッキリと”NO(ノー)”と言いましょう。
イタリアでは、ハッキリと意思表示をすることではじめて、イエスかノーか伝わります。
望んでいないことをされそうになった時は、「結構です」:”No,grazie!(ノー グラッツィエ)”と言って下さい!
イタリアの街角には、素敵なお店がたくさんあります。気になる商品は、ついつい手にとってみたくなるものですよね♪
でも、そんな中にも、イタリア流のルールがあるのです!
楽しく買い物するためには、まずは挨拶から♪
お店に入る時には、「こんにちは」:”Buon Giorno!(ブォン ジョルノ)”と声をかけるだけで、店員さんの対応が良くなることもあります。
また、店頭に飾られている商品にはすぐに触らず、一言断りを入れることが、ひとつのマナーでもあります。
そんな時は、”Posso?(ポッソ?)”を使います。
「お試ししてもいいですか?」:”Posso provare? (ポッソ プロヴァーレ?)”
その商品を指さしながら ”Posso?(ポッソ?)”と言うだけでも、通じますよ♪
さて、旅をする時に一番心配なのが、スリ対策。特にローマやナポリでの被害は、あとを絶ちません。
ナイフで突きつけるような強硬な犯罪ではなく、兎に角、手が早いのが特徴です。
その手の早さは、近くにいる周りの人間も気づかないほど。
駅の周辺にいるスリ集団は、30人ほどが、2~3人ずつに分かれて行動しています。
被害を最小限に抑えるためにも、できれば大金は持ち歩かないことをおすすめします。
また、貴重品袋を作らないで小分けにし、カバンにはなるべく手を添えておくと良いでしょう。
また、路上販売にも気をつけてください。
路上で売られているものは、そのほとんどが違法でもあります。
道端で絵画を並べ販売しているものを誤って踏んだりした場合、多額の金額を請求されることがあります。
そんな時は、周りの人に助けを求めると良いでしょう。
「警察を呼んで下さい。」→Chiama polizia!(キアマ ポリツィア!)
旅の途中でどんな困難があったとしても、救われる言葉があります。
道を教えてもらった時、誰かに助けてもらった時、レストランやお店を出るときなどに使いましょう。
この一言でイタリア人は、天にも昇る気持ちになります。
お互いの笑顔が、さらに旅を楽しくさせるのは言うまでもありません♪
旅行中にハプニングはつきものです。
イタリアでは、何かがあった時、黙っているよりも、意思表現をした方が解決しやすいことが多々あります。
問題を一人で抱え込まず、困っていることがあれば、周りの人の協力を得ることで、問題を悪化させずに済むのです。
言葉が違えど同じ人間が生きているところ。
現地の人とのコミュニケーションが、さらに、あなたの旅を思い出深いものにしてくれるに違いありません。
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花の都 フィレンツェ に住むこと、はや十数年。
フィレンツェの台所と言われる、メルカートで働いて10年以上となります。
多くの食材に囲まれながら、花より…の生活を楽しんでいます。
そんな生活をこちらに綴っています。どうぞ、ご覧ください。
http://ameblo.jp/yuku810/
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