高級なスキンケア商品や、エステ通いもよいでしょう。しかし、やはり大切なのは体の中から変えること。皮膚も体の組織の一部なので、体を作っていく上で食べ物はとっても重要なのです。
美肌になるための食材として前編からご紹介してきましたが、残りの3つの食材をお話したいと思います。
■4. しょうが
体が冷えると血の巡りが悪くなってしまい、体のすみずみまで血液が行き届かなくなります。
血液は栄養分を届ける役目をもっているので、働きが悪くなるとくすみやしわなどを招いてしまうのです。そこで、体を温め血行をよくする効果があるのがしょうがです。新陳代謝をあげて、発汗を促してくれるので取り入れてみてくださいね。
■5. ベリー系
ブルーベリーに含まれるアントシアニンには、強い抗酸化作用があって、動脈硬化や眼精疲労にも効果があると言われています。メラニンの生成も抑えてくれるので、しみやそばかすにも効果的です。
ラズベリーやストロベリーなど「ベリー」がつく果物には同じ効果があるので是非お試しください。また、ベリー系に多く含まれるのビタミンCにも注目したいところです。
■6. りんご
ポリフェノールを多く含むりんごには、抗酸化作用がとても高いです。コレステロールや脂肪を減らす働きもあり、水溶性の食物繊維であるペクチンという成分も入っているので腸も整えてくれて便秘や下痢などにも良いので積極的に食べて整えましょう。
腸トラブルを改善することは美肌を導いてくれる近道なので、進んで朝食などに取り入れるようにしましょう。
このように、お金をかけなくてもスーパーで購入できる身近にある食材で美肌になれるなんて、実行しなければもったいないですよね。美肌はもちろん健康にも良いので、つるつる美肌を目指して、日常の美容に取り入れてみてくださいね。
(平野宏枝)