女性に多い薄毛の症状「牽引性脱毛症」。髪を引っ張るヘアアレンジやエクステが原因かもしれません。牽引性脱毛症の予防・対処法をご紹介します。

女性に起こりやすい薄毛の症状

薄毛の症状の一つに「牽引(けんいん)性脱毛症」というものがあります。
あまり聞きなれない言葉ですが、実は、女性には割と起こりやすい抜け毛の症状なのです。

 

今回は、牽引性脱毛症についてお伝えしていきます。

 

牽引性脱毛症の症状

いつも髪を結んでいたり、髪が引っ張られる状態が長く続いていると、その部分の髪が薄くなる場合があります。

そして、髪が後退して、頭皮が見えてしまうようになるのです。

 

この薄毛の症状を「牽引性脱毛症」と言います。

 

 

薄毛を引き起こす原因とは
髪を強く引っ張る髪型

原因の1つは、ポニーテールやお団子といった、髪が強く引っ張られる髪型を長時間する事。

 

長く髪が引っ張られることで、その部分の血流が悪くなってしまったり、頭皮が刺激を受けます。

そのために、脱毛が起こってしまうのです。

 

負担の掛かるエクステの使用

また、女性に人気のエクステも原因となります。

 

髪を引っ張る状態になるので、量を着け過ぎたり、長期間着け続けていると、牽引性脱毛症になる可能性があるのです。

 

若くても薄毛になる!

「若いから今は大丈夫」と思って油断するのは禁物です。

毎日、長時間強く髪を結ぶような生活をしていると、十分に起こりうる薄毛の症状なので注意しましょう。

 

牽引性脱毛症にならないためには
長時間引っ張るのはNG

予防策として、髪の同じ部分が、長時間引っ張られ続けることを避けて下さい。

 

ただ、家事や子育て時など、日常的に長時間髪を結ぶことも多いですよね。
そのような時は、緩めに髪を結びましょう。

 

  • 長時間髪を結び続けない
  • いつも同じ場所を結ばない
  • 結ぶ時は緩く

 

 

頭皮マッサージで血行促進 

また、髪をほどいた後、頭皮マッサージで血行促進をすると予防効果があります。
血流を良くしてあげることも意識しましょう。

もしなってしまったら…
原因を絶つ!

もし牽引性脱毛症になってしまった場合、その原因となる「髪を引っ張る状態(結ぶこと)」を止めます。

原因を絶つことが大切です。


ただし、そうすることが難しい場合は、必要な時以外は髪を結ばないようにします。

結んだとしても、時間を短くしましょう。

 

結ぶ必要のない髪型にしてみる

髪が引っ張られず、休まっている状態を作るのが重要です。

そのため、髪を結ぶ必要のない髪型に変えてしまうのも一つの手段と言えます。

 

おわりに

あまり聞きなれない薄毛の症状だったかもしれません。

しかし、女性の皆さんには、ぜひ知っておいて欲しい症状の1つです。


髪を結ぶ習慣がある方は、特に気を付けて意識してみて下さいね。

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