男性はなぜペアリングに興味がない?カップルでお揃いの指輪を選ぶ時のポイント (1/2)
「カップルだからペアリングしたい!」女性のこの心理に反して、男性はお揃いの指輪をしたがらない、面倒、嫌いという意見も。あなたの彼氏はどうでしょうか?
こんにちは、リングプランナーの飯田馨です。
交際中のカップルにお勧めの「ペアリング」というものがあります。
ペアのものを身につけることに憧れがある女性からは、いつも二人が恋人だと実感できる幸せのアイテムとして人気があります。
それに対して男性は、その気持ちが重いと感じたり、リングをすることにも抵抗があり、ペアリングのいる・いらないは、お互いに言い分があります。
そこで今回は、男性のペアリングに対する考え方を紹介しながら、理想のペアリング選びをご紹介します。
ペアリングの定義は?
ペアとは、2つで一揃いになること。
2人で1組という意味があります。
では、ペアリングの定義はご存知でしょうか?
実は、これが意外と曖昧なのです。
ペアリングとは、交際中のカップル以外にも、親子、兄弟、友人同士も含まれます。
また、アイテムとしては、結婚指輪と同じ意味合いで使われたり、女性がする婚約指輪と結婚指輪を組み合わせるデザインの意味としても使われたりしています。
それまで、ほとんどの男性は指輪に興味を持つ機会はありません。
自分からお洒落で身につけた経験がある人は、少ないです。
ですから、本人が意識しない限り、ペアリングも、婚約指輪も、結婚指輪も、どれも無縁な存在だったはずの人がほとんどなのです。
例えば、英語では、結婚指輪はmarriage ring(マリッジリング)、wedding band(ウエディングバンド)、wedding ring(ウエディングリング)ですが、pairing(ペアリング)は含まれていません。
そもそもが違う意味のアイテムということなのです。
女性の意見では、ペアのものを身につけていると、いつも二人が恋人だと感じられると思うのに対し、男性の意見では、その気持ちが重いと感じることはよく耳にします。
こういう書き方をすると、まるで男性に愛がないような悪いイメージになりますが、そもそも男性は指輪に興味がないのです。
ですから、「なぜ、ペアリングが必要なのか?なぜ、女性が欲しがるのか?」、その理由を知りたいと考えて、一度は調べているはずです。
女性から、「カップルだからペアリングしたい」とだけ理由を言われても、多くの男性は納得できないと思います。まして、服従、束縛を感じ、ストレスになるものは、男性でなくても嫌です。
また、同じものを身につけることが愛情表現だ、と考える男性は少ないと思いますし、ペアリングが欲しいと言われても、「なぜ指輪なの?」となりがちです。
定義が曖昧なものだけに、お互いの価値観を伝え、共感なくしてペアリングをすることは難しいと思います。
ストレスから体と心を守って精神の平穏が欲しいという人は「左手」に、パワーとエネルギーに満ち溢れて活動的になりたいという人なら「右手」につけると良いでしょう。
結婚指輪ではないので、どの指にするとか、同じ指にする決まりはありません。
以前コラムでご紹介した指にする意味をふたりで読みながら、自分の好きな指にするペアリングなら、男性も選びやすいのではないでしょうか。
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