時短メイクのお役立ちアイテムとして、もはや定番ともいえるBBクリーム。そのBBクリームの進化系ともいわれる「CCクリーム」を知っていますか?


欧米や、お隣の韓国ではすでに人気沸騰中のCCクリーム。BBクリーム以上に美肌&時短を叶えるメイクアイテムとして、国内でも注目が集まっています。

■BBクリームとCCクリームの違いとは?
BBクリームの「BB」とは「Blemish(傷)Balm(香油)」の略。もともとは美容医療を受けた肌を保護して炎症を抑えるために開発され、その名の通り、傷や肌の欠点をしっかりカバーするためのものです。

肌に優しいのにコンシーラー並みのカバー力を発揮し、さらに化粧下地や日焼け止め、ファンデーションの役割までも果たしてくれる、まさに時短メイクの必須アイテム。

ただ、そのカバー力の強さゆえ仕上がりはややマットで、場合によっては白浮きしてしまうことも。

対して、CCクリームは「Color Control」または「Complete Correction」。 肌の色ムラを補正して、透明感のある、ワントーン明るい顔色に見せてくれます。

BBクリームが備える下地や日焼け止めとしての役割はもちろん、さらに保湿やアンチエイジング効果など、肌に嬉しい機能がギュッと詰まったお役立ちアイテムなんです。

例えるなら、肌色のトーンを補正してくれる美容液、といった感じでしょうか。薄塗りでも高いカバー力を発揮してくれるので、ナチュラルに抜け感のある肌を演出することができます。

■CCクリームの美肌効果
CCクリームの特長は、肌色補正だけでなく美白やアンチエイジングなどのスキンケア要素もたっぷり含まれていること。

下地として塗れば、メイクしながらスキンケアが可能に。潤い効果も高いため、メイク時の乾燥からも肌を守ってくれます。

また、肌色を均一に補正してくれるので、コンシーラーやファンデーションを重ね塗りしてカバーする必要がありません。さらにUVカット効果で、メイク前にSPFやPA値の高い日焼け止めを塗らなくても大丈夫。

メイクに使うアイテムが少なくて済む分、肌への負担も軽く、厚塗りによるメイクのヨレも防ぐことができます。CCクリームは、美肌メイクをしながらスキンケアもできる、まさに進化系アイテムなのです。

■CCクリームを使った時短メイク法
1本でスキンケアからUVカット、肌色補正までが叶うCCクリーム。薄づきでもカバー力は高く、ナチュラルで美しい肌に仕上げてくれます。 CCクリームをさっと塗るだけで、キレイな肌&UV対策はOK。

そのため「ベースメイクはCCクリームだけ」という人も多いとか。 塗ったあとにパウダーを軽くはたくと、メイクも落ちにくく、ナチュラルな美肌に仕上がります。

また、より“きちんと感”を出したいときには下地としての使用がおすすめ。CCクリームの上からファンデーションを塗ると、透明感ときちんと感を両立した、隙のない美肌に仕上げることができますよ。
(加藤 朋実)

この記事を書いたコラムニスト

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