こんにちは! 今回は、品格が漂う素敵なパリのマダムをご紹介します。パリ生まれパリ育ちの生粋のパリっ子です。スタイルも内面も仕草も素敵な彼女に私も見習わないといけないなと思わされます。




名前:Morgan 166cm
年齢:42歳
職業:アシスタントディレクション(マーケティング)
着用服:Gap(Jeans),Vintage(T-shirt/Veste),Pare Gabia(靴)
好きなお店:Fast Fashion,YSL,Sonia Rykiel
好きなアクセサリー:O FEES(Paris)
好きな運動:ピラティス(週1回)
一番お金を使うこと:家族、遊び、テアトル、シネマ、コンサート、旅 
化粧の仕方:ナチュラル、赤い口紅オンリー!
若さを保つ秘訣:愛、睡眠(8時間)、友達と遊ぶ、マッサージ

とてもナチュラルに着こなしていて、見てるだけで見とれてしまいます。写真では分かりませんが、顔が凄く小さいので 羨ましい限りです。ファッションのポイントは高級&安いブランドをミックスすることよ、と話されていました。ほとんど安い物だけどね、とおちゃめなコメントも。

上から下まで全身ブランドは格好悪い、とうのはパリジェンヌ達には常識。パリジェンヌは、ファッション雑誌もコレクションもほとんど見ない方が多いのです。実はこれ、私からも日本の皆様にお伝えしたいポイントなのです。

昔、オートクチュールのデザイナーさんから聞いた話です。ファッションセンスを磨くには、良い物を沢山見て感性を刺激するのが一番、と。有名人のファッションや雑誌、コレクションなどばかりを見ていると、結局は真似るだけになってしまうのです。

「五感を研ぎ澄まし、よい刺激を与えることが大事」なのだそう。五感をを刺激することで、なんと外界の世界を認識するあなたオリジナルの第六感とも言える感覚が養われるとのこと。

フランスは、美術館だけにとどまらず、町並みや色彩など街全体がとても素敵な場所です。街を歩いているだけで、自然によい刺激を受けることができます。

食に関しても、美味しいものも豊富ですし珍味なども沢山あります。フランスの自給力は、農林水産省「食料需給表」によると、21年度では、121%なのだそう。果物や野菜など生で食べても自分の国で作っているので美味しく感じます。音楽も、クラッシックやジャズなどのコンサートや演劇なども多く、色々な素敵な刺激に溢れています。

あなたの五感を磨きなさい、と巨匠に教えて頂いたのは20代初めですが、今でも心に響く大事な教えになっています。

そうすることで養われる「第六感」こそが自分に合う物や良い物を判別できるレーダーなのではと思います。デザイナーは、その感性を使ってデザインしなさいと言われました。本当に素敵なメッセージです。皆さんも五感を刺激して、素敵なオリジナルの第六感を養いましょう!

(YukaCoco)

この記事を書いたコラムニスト

関連コラム