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  • 髪のゆがみが見た目年齢を決める!? ヘアケア製品の選び方に気をつけて

つやつやと美しい髪はもちろんですが、いつもスタイリングのゆき届いた髪型を保っているのはとてもステキですよね。ただし、これが年齢を重ねるに連れて、難しくなってくるようなのです。



マーケティング会社の株式会社シタシオンジャパンが、ヘアケアに関する悩みや実態を調査するために、女性(30~40代)計320名を対象に「ヘアケアに関する意識調査」をインターネットで実施したところ、さまざまな悩みが浮き彫りになりました。

まず、髪についてどのような悩みを持っていますか? という問いに対して、「パサつきが気になってきたこと」77%、「髪にうねり・クセが出てきたこと」74%、「ツヤがなくなってきたこと」71%が上位3つを占めました。髪質だけではなく、30歳を過ぎて、根本的な髪の問題に直面している女性が多いようです。


そして、髪がはねたり、うねったりしているスタインリングしていない状態(A)と、全体をしっかりスタイリングした状態(B)の同じ女性の写真を見せて、どちらが若く見えますか? 年齢は何歳に見えますか? と尋ねると、Aの写真のほうが若く見えると答えた人が86%と圧倒的に。

そして、Aの写真では44%の人が36~40歳に見えると答えたのに対し、Bの写真では46%の人が30~35歳に見えると答えました。うねりのない、しっかりとスタイリングされたヘアスタイルは見た目年齢を5歳若く見せる結果から、“髪のゆがみ”を解消すれば若い印象を与えることが可能ともと考えられます。

さらに、以前よりも髪質が変わったと感じますか? そして、髪質が変わったと回答した人にいつ頃から髪質が変わったと感じましたか? と尋ねると、「以前よりも髪質が変わった」と回答した30~40代女性は7割以上。

そのうち、約半数の女性が「30代~髪質が変わった」と回答し、“髪の曲がり角”を実感している傾向がうかがい知れます。肌や体力と同様、年齢とともに髪質の変化を多くの女性が実感しているのですね。

そうなると、髪にストレスや不満を感じる理由についても、「思うようにスタイリング・セットができないから」65%、「ハネたり、うねったりするから」 60%、「思うように髪がまとまらないから」54%の3つが上位を占める結果に。髪への不満、髪によるストレスは髪型全体の印象につながる項目に顕著に表れ、見た目の印象に関わる悩みが多いことがわかります。

その結果、ヘアケア製品(シャンプー、リンス、トリートメント)に求めるものは何ですか? という問いに対して、「髪のパサつきを防いでくれる」 や「ツヤがなくなるのを防いでくれる」という髪質ケア重視の答えに次いで、「スタイリング・セットのしにくさを防いでくれる」「髪のうねり・クセを防いでくれる」といった見た目の印象に関わるスタイリングケアを重要視する答えが。


この調査の結果を受けて、ヘアメイクアップアーティスト嶋田ちあきさんは、「年齢を重ねる中で、“昔と同じスタイリングが決まらない”“長年愛用のヘアケア製品が何となく合わなくなった”というような、『なんとなく』の悩みを持つ女性が多いようですが、実はこの『なんとなく』の原因は、毛髪内部のバランスが崩れることによる“髪のゆがみ”が原因」とコメント。

さらに、その改善のためには、「毛髪内部のバランス低下によるゆがみにフォーカスした処方のヘアケア製品」がいいとのことです。

ついつい髪質にこだわってヘアケア製品を選びがちですが、スタイリングが決まっているかどうかで見た目年齢も変わってくるのであれば、ヘアケア製品選びは大切。“髪のゆがみ”を防ぐヘアケア製品を使って、ヘアスタイリングが決められるように髪を整えていきたいものですね。

この記事を書いたコラムニスト

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