【海外フェス・リポート前編】デイジーの花と音楽 #EDC #LV #EDM #trip #fes
アウトドア派の音楽好きにはたまらない、Fes/フェスの季節ですね!
日本ではサマソニ、フジロックやグリーンルームなどが有名ですが
海外ではイギリスのグラストンベリーフェスティバル、
アメリカのコーチェラフェスティバルなどがあります。
60年代にアメリカで開催されたWood Stock(ウッドストック)などは
フェスの歴史に欠かせないですよね。
野外イベントの魅力に取り憑かれている私にとって、その最大のポイントは、、、
一度にたくさんの有名なアーティストが見れることです!
タイムテーブルを片手にステージをぐるぐる回り
こだわりのある施設や展示に囲まれながら体全体で音楽を楽しむ時間は、
何物にも代え難い、まさに人生にとっての素晴らしいお祭りの一つ。
さて、先日アメリカ旅行を兼ねて
EDC(Electro Daisy Carnival=エレクトロ・デイジー・カーニバル)
に行ってきました。超大型のオールナイト・ダンスフェスとして
世界中から注目を浴びています。砂漠のど真ん中、
ヒート(熱風)が吹き付ける大会場に遊園地が設置され
たくさんのイルミネーションや花火、
フェスの名前にもあるデイジーのお花の巨大モニュメントが
会場内でキラキラと夜空を照らします。
そして会場内8つの最新システムを導入したステージには
約30万人が集まるという、
そんな話を聞いてはじっとしていられません。
2014年6月21、22、23日に
Las Vegas Motor Speedway(ラスベガス・モータースピードウェイ)にて開催。
2013年12月に3日間通しの六万円近いチケットを取り
他にも飛行機チケットやホテル予約、
約半年後の予定がどうなるのかわからないまま
ただ音楽への熱意だけで購入しました。
海外フェスの前売り券は、海外から購入しているお客さんに対して
チケットをクレジットカード管理にしています。
当日会場に入るには、購入時に使用したクレジットカードを
機械に読み込んで購入履歴を見るとのこと。
でも・・・もしクレジットカードを渡航前に無くしてしまったり、
スキミングされてカード番号の変更を
余儀なくされたりした時はどうなってしまうのか。
きっと何か手はあるんだろうけど、
当日会場に入れるまでは正直すごくナーバスでしたよ!
「神様・・・私たちをどうか会場に入れてください・・・。」
そう願いながら無事入場!!入り口にて、
3日間兼用のチケットバンドを渡されるまで
顔は笑顔・心は涙。まさしくカラ元気・・・(笑)。
ところで、EDCに参加するお客さんのファッションは、すごく奇抜で有名です。
コスプレのような、みんなそれぞれオリジナルの衣装に身を包み会場に行きます。
奇抜な人たちは、男性ですとDIESELのボクサー1枚とスニーカー、
女性はバッテンマークのニップレスとTバックパンティーにヒールなど。
ラスベガスはとても暑く
その影響で終止ぼーっとしていたせいもありましたが、
今冷静に考えるとすごいファッションの人がたくさんいたな・・・。
しかし「まァ、あんな格好をして!」とは思いません。
素晴らしい音楽と演出によってもたらされる幻想世界に入ることで
「HAPPYであることって素晴らしい!」
とヒッピー的な寛容さを身につけることができるのでしょう。
また、すれ違う人達がみんな笑顔だったのが印象的でした。
幸福な瞬間を心から楽しみ、でもたまに
ちょっとだけヤケクソな感じもにじむ笑顔です。
そうだよね、たまには何も考えずに心から音楽に身を委ねてもいいじゃないか。
Via : Pinterest
Via : Pinterest
ラスベガスではEDCがある週をEDCウィークと呼び
ラスベガスにあるホテル内クラブでも世界各国のトップDJがプレイをします。
そのクラブに行くだけでも夢のようなラインナップ・・・
アメリカってすごいところなんだな。
自国のエンターテイメント力に対する自信の現れなのか。
「楽しむ時は As much as you like(好きなだけ/とことん)」
の受皿の大きさを感じました。
アパレルショップに行くとEDCの雑誌があり
どのクラブでどのDJが回すのかの情報が見れます。
ショップでは流行のEDMが流れ、ホテルの壁には
超有名DJの広告や映像が巨大スクリーンで映し出されています。
タクシーの頭に乗っている電灯広告も出演DJ達です!
町をあげて盛大にお祭りを楽しんでいるのです。
右がMGMホテルのhakkasan(ハッカサン)、左がWynn Las Vegas(ウィン・ラスベガス)にあるXS。
写真、MGMホテルのhakkasan(ハッカサン)
Wynn Las Vegas(ウィン・ラスベガス)
にあるXSのクラブでプレイをするDJが紹介されており
EDCウィーク中のラインナップになります。
例えばSkllirexは去年の11月にロサンゼルスまで見に行ったのですが
※コラム参照、先日来日した際のチケットは1分でソールドアウトしたという噂でした。
大好きなDead Mou5(デッドマウス)もいます。
他にも大人気のZedd(ゼッド)やAViCii(アビチー)
トランス界の王子Tiesto(ティエスト)と
その弟子HARDWELL(ハードウェル)
若き天才のMartin Garrix(マーティン・ギャリックス)
世界中で今最も注目されているDJたちが
ラスベガスに一同に会しているそんな夢の瞬間です。
私はこれを見た時、実際に腰が抜けそうになりました。
感動的なラインナップです。でもラスベガスへの旅の目的、
EDCの出演者を見た際も腰が抜けそうになりました。
それは次回のコラム「【海外フェス・リポート後編】デイジーの花と音楽」
でご紹介させてください。
日本で一年に一度見れればラッキーなDJが短期間に集中して出るなんて、
夢のような瞬間にラスベガスにいれて本当に幸せ!!
ちなみにホテルのウィン・ラスベガスに関しては
もともとのレギュラーDJ(レジデンスDJ)としても
そうそうたる面々が名を連ねています。EDCウィークじゃない時も、
ラスベガスでは夢のラインナップは続くのか。
すごいです、本当に。
話は少々変わりますが
日本のフェスってとても安全できれいなイメージがあります。
ちょっと残念だったのはEDCの会場内やその周辺、
シャトルバス停車場の周辺が驚くくらい汚かったです。
ペットボトルやビールの缶、食事の紙皿、不要のルミカライトが
足の踏み場もないくらい芝生に落ちているのを見た時は、愕然としました。
だってゴミ箱が全然ない!設置すらしていない!
あきらめているのか、何も考えていないのか・・・
フジロックを見せたいな、と内心思いました。
フジロック、雨で土の地面がぐちゃぐちゃにはなりますが、
ゴミは分別処理されてとっても奇麗ですよね。
意識の違いなのかなぁ。
そこら中にゴミをポイポイ放置されるのはやはり寂しいものです。
綺麗だったらもっと気持ちいいのにね。
ちょっと小言のようになってしまいすみません。
EDCのレポートは次回、後編に続きます!!
Art Work : AYAKO TAMURA
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