H&Mコラボレーションの歴史(2004-2008)
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2014年11月に展開予定の「エイチアンドエム(H&M)」×「アレキサンダーワン(Alexander Wang)」のコラボレーション。米国初のデザイナー起用であると同時に、世界でも限られた店舗での販売だけあって発売前から注目が集まってます。
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1947年、スウェーデンで誕生した「H&M」は2008年9月、日本に初上陸して以来その価格帯と高いデザイン性で多くの人を魅了してきました。中でも毎年ホリデーシーズン(11月-12月)に展開されるクリエイティブデザイナーとのコラボレーションは、「H&M」が日本に上陸する前から世界中のファンを魅了してやまない一大イベントと化しています。コラボレーションの歴史は今からちょうど10年前の2004年。そう、今年2014年でちょうど10年の節目を迎えるわけです。今回はそのデザイナーズコラボレーションを、前編後編に分けて展開順にご紹介。
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2004年、「シャネル(CHANEL)」や「フェンディ(FENDI)」等の多くのハイブランドのデザインを手がけるカール・ラガーフェルドからコラボの歴史が始まりました。コラボを始めるに至った背景に"カスタマーに対して究極のクリスマスプレゼントは何か?"という思いを「H&M」は抱えていたそうです。そこで思いついたのが『ラグジュアリー(高価)なものをH&Mの価格帯で提供する』という事でした。カール・ラガーフェルドも同じ時期に"どうしたら今までとは違う事ができるか"という思いを抱いていた時、このオファーがあり快く引き受けたそう。
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彼自身が広告塔になったポスターやTシャツは大きな話題を生み、こうして「H&M」のデザイナーとのコラボレーション展開は大成功に終わるのでした。これがきっかけで、毎年恒例のイベントとなります。
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カール・ラガーフェルドに続くデザイナーコラボ、2回目のこの一大イベントに抜擢されたのが、カールの後継者として「Chloé(クロエ)」のクリエイティブディレクターを務めていたステラ・マッカートニー。女性デザイナーを迎えた事により、ランジェリーや、ビキニなど、オケージョンにも幅を持たせたコレクションが誕生しました。
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デザイナーのヴィクターとロルフからその名前が同ブランドでもそのまま使われている「Viktor&Rolf(ヴィクター&ロルフ)」が「H&M」2006年のコラボレーションパートナー。ハートボタンのトレンチコートやチャーミングなボクサーパンツ等、独創性溢れるコレクションを発表する中、最も話題をさらったのが「H&M」初のウェディングドレス。ヴィクター&ロルフ自身が広告にも登場するなど、各国で高い人気を得たコラボレーションの一つとなりました。
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自身の名を冠したブランド「 ロベルト カヴァリ(Roberto Cavalli)」にも象徴されるアニマルプリントをモチーフに展開した事でも有名な2007年コレクション。広告からもその豪華さが伝わります。
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日本に「H&M」が初上陸した2008年、日本人初のデザイナーがコラボレーションパートナーとして起用されました。お相手は「コムデギャルソン(COMME des GARÇONS)」のデザイナー兼同ブランドの設立者である川久保玲さん。11月、日本第二号店である原宿店での先行販売時には「H&M」「ギャルソン」の両ブランドのファンが殺到し、原宿店前から明治神宮前まで2,000人以上の行列ができた事でも話題になりました。
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今こうして振り返ってみても豪華なコラボレーションだなと思います。2009年以降ももっと豪華なデザイナーが登場するので、チェックしてみて下さい。
■デザイナーズコラボ
「H&M」コラボレーション 2004-2008
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