プチプラ最強のニベアと合わせて人気のベビーパウダー。メイク崩れ防止や靴擦れ予防など、かなり意外なボディケアにも使えるのです。
ベビーパウダーの主原料はタルク(滑石を砕いた天然成分)。
ブランドによってコーンスターチや香料、スクワランなどの保湿成分が配合されています。
吸水性・吸着性が良く、水や油を吸ってさらさらの肌にしてくれるパウダーとして、古来から愛用されています。
巷では洗顔やパックが人気ですが、今回はそういったもの以外で、ベビーパウダーの意外な活用法をご紹介していきたいと思います。
タルクやコーンスターチは、水分と油を撥水・吸着してくれます。
そのため、メイク崩れの二大原因である汗と皮脂を吸着し、サラサラの肌を長続きさせてくれる効果があります。
特に夏場は驚くほど効果を発揮するはずです。
たっぷり保湿をした肌にメイクを乗せた後、ベビーパウダーを薄くぽんぽんと乗せていきましょう。
始めは白いですが、お出かけ時には馴染んでいるはず。
ちなみに資生堂から出ているような固形タイプを使うと、白浮きが最小限に抑えられます。
どうしても始めの白さが気になる場合は、フェイスパウダーと1:2で混ぜると、強力なフィニッシュパウダーに。
顔だけでなく、ポイントメイク時も活用できます。
アイシャドウ前やアイライナーの前にベビーパウダーを塗ることで、汗と皮脂のほかまぶたの擦れも軽減してくれますので、アイメイクの崩れ予防にもなります。
暑い時期や籠もる季節の時は、下着のワイヤーによる締め付けや、ウエストがきつい服などで肌に痒みが出てくることもありますね。
そんな時は、服や下着をつける前にお肌にベビーパウダーを塗っておきましょう。
痒みを予防してくれます。
新しい靴や下駄は靴擦れが激しいもの。
雨の日や汗ばむ日は、履き慣れていたはずの靴でさえ、靴擦れが起きてしまうことも多々あります。
そんな時はぜひ、足全体にベビーパウダーを塗って外出してください。
摩擦が軽減され、靴擦れの確率が大きく下がります。
たくさん歩く日はスニーカーなら靴擦れも足の疲れも心配なし?
いいえ、実は足の指同士が擦れ合い、指擦れを起こしてしまうことも多いのです。
ベビーパウダーを足の指の間まで塗っておけば安心です。
5本指ソックスを履けばさらに安全です。
水着の前に全身にベビーパウダーを塗っておきましょう。
日焼け止めのベタつきや水着ズレ予防、それから砂などが無駄につかないため快適に過ごすことが出来ます。
脇などに塗っても制汗剤代わりになりますが、洋服にも直接薄くはたいてOK。
予め汚れやすい襟元や脇につけておけば、汗染みも断然取れやすくなります。
ただし黒系の服だと目立ってしまいますので、白系のお洋服でお試しください。
いつも触れていることが多いバッグの持ち手は、汗や皮脂などで黒ずみやすい箇所。
それを予防するために、持ち手に薄くベビーパウダーを塗っておきましょう。
ベビーパウダーが大量に余ってしまったとき向け。
小さなサシェなどに詰めて、靴やクローゼットの中に入れれば匂いと湿気を取り覗いてくれます。
ベビーパウダーは毛穴をふさぐという噂もありますが、国内のほとんどのシェアを誇る有名メーカーのアイテムは、粒子の細かさまでしっかり研究して開発されていますので、こんもり厚塗りで塗らない限りは毛穴詰まりの心配はないとのこと。
残り2つの疑問もお答えします。
あせも予防にも非常に効果的ですが、あせもが出来てしまった後につけても、症状は改善されません。
あせもの症状が出てしまったら、ベビーパウダーだけでなくどのボディケアアイテムもNGです。
アスベスト入りによる発がん性のあるタルクは、精製技術の未熟だったはるか昔に起きた事件。
現在は精製技術が発展し、安心してお使いいただけるタルクが使用されています。
大人も子供も安心して使えるベビーパウダー、ぜひ日常の「困った」を解決するアイテムとして活用してみてくださいね。
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