「当たる」占いの仕組みを解明!「ニセモノ」の未来を「ホンモノ」にする方法
占いは信じる?信じない?
毎朝テレビで観る星占い、新聞で読む教訓のような占い、雑誌、ネット。
ほぼ毎日、占いは様々な形で私達の目に入ってきます。
気にしないようにしているけれども、ついつい意識してしまいますね。
さて、これらの占いで見える未来は、果たして本物なのでしょうか。
私は、タロット占い師として日々、お客様のお悩みとに向き合っています。
「私の未来はどうなるのでしょうか」
「私はいつ結婚できるのでしょうか」
「いつ仕事が見つかるのでしょうか」
お悩みの種類は様々ですが、皆さん、未来が不安、心配で相談にいらっしゃいます。
占いで未来を知りたい、安心したいと言う気持ちは、私もよく分かるつもりです。
しかし、誤解を恐れずに申しますと、占いで見える未来は「ニセモノ」と言えるかもしれません。
こんな風に書くと「やはり占い師なんて詐欺師なんだ」と言われてしまうかもしれませんね。
では、世界中の占い師の名誉のためにも、言い方を変えましょう。
占いで見える未来は「青写真」でしかないのです。
今のままだとこうなりますよ、という暫定的な未来のことです。
天気予報のようなものですね。
今の雲の動きだと晴れる可能性が高いけれど、絶対ではない。
占いも同じです。
今のままの考え方や取り組み方なら、3ヶ月後あたりにチャンスがあるかもしれません。
けれど、そのチャンスを掴める確率は50%くらいと考えると良いでしょう。
科学的なものが元になっているのか、占いの不思議な力が元になっているのかの違いだけであって、天気予報も占いも「暫定」の未来なのです。
確かに、運勢や宿命というものは存在し、出会うべき人や起こる出来事は全てが必然だと思っています。
しかし、未来の全ての出来事が決まっている訳ではないのです。
未来が全て決まっているなんて息苦しいですよね。
人生を旅に例えてみましょう。
観光したい場所、レストラン、宿も決まっている。
ただ、そこに行くまでの手段は、飛行機なのか電車なのか、はたまた逆立ちで歩いていくのか。
それは、自分で決められるのです。
目の前で起こっている出来事を、他人や環境のせいにして不平不満をタラタラ零していると、逆立ち歩き、または竹馬で人生という旅を歩むことになるかもしれません。
占いで出た、暫定の未来をどう使うのか。
何を心掛ければ、人生という旅において、飛行機や新幹線のようにスムーズに目的地にたどり着けるのか。
それらをアドバイスするのが、占い師の仕事であり、腕の見せどころです。
占いで出た結果を伝えるだけなら、解説本を見れば誰でもできます。
アドバイスの上手い占い師さんは、腕の良い方です。
アドバイスが適切だからこそ、ニセモノの未来をホンモノに変え「当たる」と言わしめることができるのでしょう。
占いを受けるお客様側も、伝えられた未来だけを聞いて、一喜一憂する必要はありません。
なぜなら、それはニセモノなのですから。
ニセモノから得た情報と、占いのアドバイスを上手に利用してホンモノの未来を作っていく。
これこそが占いの使い方です。
天気予報で雨が降ると聞いたら、傘を持って家を出ます。
朝のテレビ占いで「今日はアクシデントがあるかもしれない」と出たのなら、今日は慎重に行動しようと心掛ける。
それだけで良いのです。
それが、あなたをアクシデントから守る傘になります。
あなたも「ニセモノ」の未来を上手に利用して、素敵な「ホンモノ」の未来を作り出しましょう。
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蒼海(あおみ)
北海道札幌市在住。牡牛座のA型。土曜日生まれ。kin203の青い夜。
11歳の時にタロットカードを手にし、遥か昔に魔女だった自分を思い出す。
以来、タロットカードを始めとし、ペンデュラム、オラクルカード、エネルギーワーク、チャネリング、心理学、カウンセリング、アロマテラピー等幅広く学び現在に至る。現在のスタイルでの鑑定歴は8年。現在所属中のメール占いサイトでは幅広い年齢層から男女問わず多くの相談が寄せられている。最近では占いに関するコラムを執筆する等マルチに活動中。
趣味は読書。チョコミント、生姜、歌謡曲を愛する。
喫茶店で読書をするのが至福の時。
■魔女のタロット占い あおいうみ商店
http://ameblo.jp/bluesea-tarot-wicca
■Facebookページ あおいうみ商店
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