保湿・シミ美白・エイジングケア対策!美容成分から見るスキンケア化粧品の選び方 (1/2)
こんにちは。スキンケアカウンセラーの松原好克です。
今回のコラムは、肌のエイジングケア全般に目を向けた、スキンケア化粧品のトータルアドバイスです。
従来のスキンケアは、化粧水で水分を補給してクリームでフタをするなどのように、アイテム別に順序よくつけていくパターンが主流でした。
しかし、現代のスキンケアに求められるのは、加齢とともに現れる、乾燥・シミ・くすみ・クマ・シワ・たるみ・毛穴などの悩みに則した化粧品の選定です。
そのためには、化粧品に配合されている美容成分がターニングポイントになります。

乾燥予防に有効な美容成分は何なのか、シミ予防に有効な美容成分は何なのか、シワ予防に有効な美容成分は何なのか、その性質をしっかり習得できれば、次から次へと登場する化粧品に目移りすることはなくなるでしょう。
乾燥・シミ・くすみ・クマ・シワ・たるみ・毛穴、この7大肌老化現象をトータルに、かつ最適にケアできれば、周りと大きく差をつけることができるでしょう。
そのためには、美容成分を見極めた化粧品選びが肝心です。
まず、どんな肌質・年齢の人にも必要なのが保湿ケアです。
高い保湿力を維持することは、健康な肌の土台となり、その後のエイジングケアをいっそう引き立てます。
作物を育てるには、根を支える土作りが大切なのはご存知だと思います。
一生懸命に水を与えても、土質が悪くては良い作物は育ちません。
スキンケアも同じで、健やかな肌作りのために肥料を与えるのが、保湿化粧品だと言えます。
保湿化粧品は、化粧水・美容液・乳液・クリームなど様々なタイプのものがありますが、中でも保湿成分がたくさん配合されやすいのは美容液です。
配合されている保湿成分でお勧めなのが、セラミド2、セラミド3、ステアリン酸コレステロール、スフィンゴリピッド、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、リピジュアなどです。
シミは、長年浴び続けた紫外線の蓄積ダメージによって、十数年余りかけて少しずつ現れてきます。
シミになる前の目に見えない段階でいかに予防できるかが、50代のシミの量を左右します。
すでにシミが出来始めた人も、諦めずにシミ増産にブレーキをかけましょう。
シミケアの中心的なアイテムは、美白化粧品と呼ばれるものです。
まず、美白化粧品の誤解をお伝えします。
美白化粧品は、肌を白くすると思い込んでいる人がいますが、実はそうではありません。
生まれ持った肌の全体色を、根本的に変えることは容易ではありません。
ましてや、医薬品でもない医療でもない化粧品に、そこまでの能力は皆無です。
では、美白化粧品の本質は何なのでしょうか!?
美白化粧品とは、シミの元になるメラニンを抑制する化粧品です。(肌表面にシミとして現れる前の段階の、メラニン状態時に働きかけるもの)
そこで、美白化粧品に配合されている美白成分を見極めてみます。
堅いのは、厚生労働省が医薬部外品として認可している有効美白成分です。
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- カモミラET
- トラネキサム酸
- ナイアシンアミド
- ルシノール
- エナジーシグナルAMP
- D-メラノ
- プラセンタエキス
他には、厚生労働省の認可ではありませんが、グラブリジン(油溶性甘草エキス)・ハイドロキノンも良いでしょう。

中でもお勧めなのは、ビタミンC誘導体です。
シミ対策としての評価が高いのは言うまでもなく、次に紹介するエイジングケアにも効果的で、さらに、くすみや一部のクマ予防、皮脂の酸化制御にも支持が集まります。
このように、マルチな用途を持ち合わせているため、スキンケアの必須項目として是非取り入れたい美容成分です。
ビタミンC誘導体は、幾つかの種類があります。
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Naが最もお勧めですが、3-O-エチルアスコルビン酸、あるいは、リン酸アスコルビルMg、あるいは、アスコルビルリン酸Naも良好です。
これらは水に溶ける水溶性成分なので、化粧水やローションに多く配合されています。
キーワードとしては、「医薬部外品(薬用化粧品)」あるいは「メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ」と謳われているものが的確です。
肝に銘じていただきたいのは、目に見えるまでに進行したシミは、化粧品では消せないということです。これは、全ての美白化粧品に当てはまります。
シミは予防である、ということですね。
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