もしヒグマ・ツキノワグマに遭遇したら?熊に襲われないための予防策
秘境探険にはヒグマやマムシ、滑落、ホワイトアウト、急斜面、急流など、いくつもの危険が潜みます。
今回は実践編として、探険中に潜む危険動物の回避術をご紹介しましょう。

山岳での危険動物として真っ先に上げるのは、ヒグマです。
国内の獣類では王者に君臨し、大きい物で身長2m超、体重も200㎏を超えます。
北海道のみに生息し、本州では一回り小さいツキノワグマが生息しています。

嗅覚に優れ、聴力と視力も人間並み、木登りも得意で、本気になれば時速40㎞位で走れます。
これは、五輪100m走の金メダリスト並みの速さです。
人間などはとても敵いません。
曇天の朝に車で走行中、目の前をヒグマが横断したこともありました。
ブレーキを踏みクラクションを鳴らすと、一瞬目が合い驚きましたが、そのままヒグマは林へと消えたのです。
人間同様、ヒグマも暑い時は動きたくないので、行動範囲が狭くなります。
あれだけの毛皮を纏っているのでなおさらでしょう。
逆に涼しいと行動範囲が広がり、遭遇する可能性が増えるようです。
この体験とヒグマの習性を元にして危機回避術を考えてみると、曇天や小雨の日で、時間帯は朝と夕方が危険と言えるでしょう。
1日で10㎞移動するクマもいるようです。
秘境探険には、晴れの日を選んで下さい。
基本的にヒグマは臆病で、人間の存在を早目に察知すれば去って行きます。
よって、クマ鈴やホイッスルは、熊避けの必須アイテムです。
もし持っていなかった場合は、口笛をたまに吹いておくと良いでしょう。
煙草の煙も嫌がるようです。

叫んだり、騒いだり、走ったりはせず、クマの動向を観察しつつ、ゆっくり後ずさりましょう。
万が一襲いかかってきた場合は、高いところへ避難するよう意識して下さい。
クマ除けスプレーを携行される方も多いようですが、取扱いには注意が必要でしょう。
慌てて転倒したはずみや、荷物の中身を出し入れ中に誤って安全ピンが外れ、自爆してかなり悲惨な状況になった方もいます。
秘密兵器は、焦って使うと自滅兵器にもなりかねませんので注意しましょう。
秘境探検に野生動物との遭遇はつきものです。
珍しい動物との出会いは探検の醍醐味でもありますが、一歩間違えると大変な事態に陥ります。
事前の準備と情報収集を怠らず、秘境探検に臨みましょう。
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北海道を中心に、地底の鍾乳洞から山奥に眠る滝や秘湯、遺構(炭鉱、鉱山跡)など誰もが行けない秘境を探検する、あくなきチャレンジャー。
気力、体力、技術に大事なのは時の運、単独行は危険です決してマネはしないでください。
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