はじめに

こんにちは、男性向けスタイリストの大竹光一です。

今回はスーツの選び方の基本をお届けしたいと思います。

 

アラサー世代、またそれ以降のビジネスマンの方、唐突ですが”スーツの選び方” 間違っていませんか?

新入社員であれば多少許される部分もありますが、後輩や部下ができ、キャリアが出来てきたビジネスマンのだらしないスーツの着こなしはNG。

 

 

ビジネスマンにとって、スーツは自分を売り込む武器であり、名刺です。

だからこそ、ここで基本を抑えておきましょう。

 

スーツの選び方の基本

スーツはサイズ感が命です。

ラクなサイズではなく、フィットするサイズを選んでください。

基本となるスーツの形の特徴をカンタンに説明します。

 

  • ブリティッシュ・・・カッチリした肩の造り、立体的な胸元、絞られたウェスト
  • イタリアン・・・丸みのある肩、絞られたウェスト、逆三角形シルエット
  • アメリカン・・・着やすさ、動きやすさ重視のボックスシルエット

 

今回は、ジャケットの選び方をお伝え致します。

 

ジャケットの選び方
肩周り

ジャケットは”肩”で着るものです。

二の腕の延長線上の肩先が1cmだけつまめるくらいがジャストサイズです。

 

 

お客様の着こなしを見ていると、大きいサイズを選んでいる人が本当に多いです。

これではスーツが武器になりません。

フィットしている感覚があるか注意してみてください。

 

胴回り・胸・背中

ボタンを留めた状態で、”手の平”が入るゆとりがベストです。

昔はこぶし1つと言われていましたが、最近はタイトなシルエットが主流で手の平が目安です。

 

 

サイズの判断の目安としては、小さ過ぎるとラベルが開いたり、浮いたりします。

逆に大き過ぎると、背中から見た時に脇の下に不自然なたるみができます。

 

 

後ろ姿は自分でチェックする機会が少ないにも関わらず、人からは目につくところなので、せめて購入の時はしっかりチェックしましょう。

 

着丈

現在は昔より着丈が短くなってきていて、お尻が半分隠れる丈が最も自然です。

 

 

背の低さをカバーしたい方はお尻半分より少し上くらいの丈にすると脚長効果がでます。

着丈はお尻を基準に調整すれば、前からの見た目も自然と変わってきます。

 

ちなみに着丈は、2cm以上詰めるとバランスが壊れやすくなるので注意しましょう。

 

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