選ぶ服の色で判断する性格と心理!気分を上げるコーディネートのコツ

お洋服の色は気分を表わす

朝起きて、お洋服を選ぶ。

今日は何を着ようかな?と悩む女性がほとんどですよね。

デートの日ならまだしも、普通の通勤通学時ではそれほど気合を入れない方も多いと思います。

 

そんな時、適当に選んだ服でもなんとなく「気分にマッチする・しない」を感じたことはありませんか?

なんでもいい筈なのに、選んだものが何だか気に入らず、差し替えて遅刻気味になってしまったり。

そんな時、無意識に選んでいるお洋服の色味と心理状況に実は関連があるのです。

 

選ぶお洋服の色で分かる、性格とその時の心理状態をご紹介します。

 

 

白色(ホワイト・オフホワイト系)
ポジティブな心理

純粋さ、誠実さ、素直さをアピールしたい時に選びがちです。

花嫁のウェディングドレスに代表される色味ですね。

物事に対して明るく前向きになっている時、中立的な立場で物事を行いたい時に使用します。

 

ネガティブな心理

「燃え尽き」を表す色でもあります。

 

何かに向かって突き進み、燃え尽きてしまった状態にある時も、無意識に心身の浄化を求めてこの色を選ぶと言われています。

 

黒色(ブラック系)
ポジティブな心理

クールで知的に見せたい時によく着こなしたくなる色。おしゃれなものへの憧れ、個性的なセンスを出したい人もこの色を選ぶようです。

こだわりを持った強い意志を感じさせるので、交渉事などに有利です。

また上質な漆黒は気品を感じさせるため、フォーマルな場でも使用されます。

 

ネガティブな心理

お葬式の喪服にも使われる色味ですので、重く深い悲しみや不満、不安、恐れなどの印象を与えます。

欲望に打ち勝つ厳粛さを持ち、学生服を始め、修道女や戒律の厳しいイスラム教の女性などに愛用されています。

自分を縛るものへの反抗心を表わしている場合もあります。

 

灰色(グレー系)
ポジティブな心理

忍耐強く、順応力が高いオフィスの定番色。

どんなシーンにも対応する個性の弱い色ですが、そのぶん相手を引き立て、刺激を与えない万能カラーです。

 

ネガティブな心理

個性の欠如、目立ちたくないという思い、無気力な時に選びがち。

またはストレスの掛かる仕事をこなしている人は、グレーの低刺激さが心地よく、思わず選んでしまうそうです。

 

赤色(レッド・ワインレッド系)
ポジティブな心理

外交的で派手、目立ちたいという時に着る色です。

戦隊ものでも赤はリーダーであるように、人を導き指導する立場や、積極的に動こうという気持ちの時も好まれます。

 

購買色とも呼ばれているので、人の本能に働きかけ、反応を促します。赤色を使用すると売り上げが20%も上がると言われていますね。

 

神経や血流を刺激し、交感神経の働きを促進するので、体感温度の上昇・冷え性・低血圧にも効果的です。

 

ネガティブな心理

攻撃的な気持ちの時に選びがち。自分に自信を持っているが故の主張の激しさ、従わせたい欲望、目立ちたいという自己主張を表わします。

 

黄色(イエロー系)
ポジティブな心理

たんぽぽやひまわりのような、明るく朗らかな元気さを表わしたい時に選ぶ色。

開放的でありのままを見せたい気分の時に着る色のようです。

 

ほんわかしているように見えますが、赤と同様、交感神経を高ぶらせる色なので、グイグイ来る肉食系交渉は赤にお任せし、さりげなく甘えて「お願い」を決めたい時に有利です。

 

ネガティブな心理

ヨーロッパ方面ですと少し幼げな、思慮の足りない浅はかさを与えてしまうこともありますが、一方中国では「明黄色」と呼ばれ、高貴な印象を与えます。

パステルイエローですと人に安心感を与えますが、ビビットな黄色だと踏切の遮断機のように警戒さを抱いてしまう可能性があります。

 

緑色(グリーン系)
ポジティブな心理

ヒーリング効果のある緑を好む場合、人を癒したい、平和で穏やかな日常を過ごしたいという優しい気持ちを表わしています。

調和の取れた穏やかな印象を与えますので、相手を落ち着かせ、謝罪をする時などに有効な色です。

 

ネガティブな心理

植物の緑を見ると分かるように、一番目に負担を与えない色味ですから疲労感を避ける心理も含まれています。

緑のお洋服を選ぶ時は、もしかしたら精神的に疲れが溜まっているかもしれません。

 

青色(ブルー・水色系)
ポジティブな心理

冷静で知的、海や水の色をイメージさせますので世界で最も好まれる色味であると言えます。

特に日本人が好きな色で、礼儀正しさや秩序などを意味し、冷たさのない強い意思や冷静さを演出したい時に着ると良いでしょう。

 

ネガティブな心理

自尊心の強さや見栄っぱり、負けず嫌いなどを表わします。

また食欲をなくす色なので、食べ物にソーダ系以外の濃い青が使われていると無意識に食欲を抑えてしまいます。

 

ピンク色(桃色系)
ポジティブな心理

ベビー服に淡いピンクが多いように、甘く優しい印象を与え、甘やかしたい、甘えたいといった女性本能を擽る色味です。

他人の悩みなどを聞いてあげたい、人間関係を穏やかに過ごしたいといった時に選びたいですね。

 

職場の女性とうまくいかない男性管理職が、ピンク色を取り入れた服で出社したところいつもより会話が弾んだという事例もあるくらい、女性の抵抗感を和らげる効果もあります。

 

ネガティブな心理

困難や頑張らなければならない状況から逃げる気持ち、甘やかされたいという幼い気持ちが潜んでいます。

ピンクを嫌う心理は、目標に向かってあまりにも盲目に突き進み過ぎている、そのお陰で回りの人への気遣いを失っていることを示唆しているかもしれません。

 

さいごに

色は心理を操るパワーを秘めています。

「気分一致効果」といって、気分に合わない色のお洋服を着るとテンションも上がりませんし、何か言葉にしがたい不快感を抱いたまま行動することになります。

 

晴れた日には明るい色味、雨の日には暗い色味を選ぶ傾向もあるようなので、その辺も加味してうまくお洋服で自分のテンションを操作していきましょう!

 
 

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