その日本語、勘違いされるかも!海外旅行で注意すべき危険ワード一覧

執筆者: colonnayumi 職業:ツアーコンダクター、料理家、インバウンド通訳ガイド
はじめに

スペインイタリアなどラテン系の国々を旅するにあたって、日本語そのままで通じてしまう、便利な言葉があります。

逆に、何気なく言った日本語が、現地語では禁句だったりします。

 

言ってはいけない日本語NGワード、そのまま日本語OKワードをご紹介します。

 

 

スペイン語
日本語NGワード
  • 「さかな」(日本語)= 卑猥な言葉(ポルトガル語でも共通)
  • 「にんげん」(日本語)= 誰もいない(ブラジルでも同じ)

 

そのまま日本語OKワード
  • 「食べるな」=「タベルナ」食堂、大衆居酒屋(イタリア語、ギリシャ語でも共通)
  • 「カバ」(日本語)= スパークリングワイン
  • 「バカ」(日本語)= 牛肉
  • 「バカヤロー」(日本語)= 魚のタラ

注)正確な発音はバカリャウですが、バカヤローと聞こえるため。

 

 

フランス語
そのまま日本語OKワード
  • 「サバ」(日本語)= よい、美味しい、の意

 

ギリシャ語
日本語NGワード
  • 「スケべ」(日本語)= おじさんの太鼓腹
  • 「ドスケベ」(日本語)= おじさんの二段腹

注)正確な発音はスケーマですが、スケべに聞こえるため。

 

そのまま日本語OKワード
  • 「寝ろ」(日本語)= 水

 

イタリア編
日本語NGワード
  • 「カツオ」(日本語)= 男性のシンボルを意味するので絶対にNGワード。

 

NGジェスチャー
  • 「ボーノ・ボーノ」

 

人差し指を頬に指すジェスチャーは、子供がする時の表現なのです。

大の大人が行った場合、笑われてしまいます。


本当に美味しいと思ったら、「ボニッシモ!」と言いましょう。
美味しい、の最上級の言い方です。

 

そのまま日本語OKワード
  • 「たんと」(日本語)= たくさん、の意
  • 「たんとたんと」(日本語)= もっとたくさん、の意

 

 

おもしろい、世界の同音同義語
ドイツ語
  • 「アッ、ソー」=「あっ、そう」(日本語)、と同じ意

 

ロシア語
  • 「イクラ」=「イクラ」(日本語)、と同じ意

 

ハンガリー語
  • 「シオタラン」=「塩足らん」(日本語)、と同じ意

注)シオは、SO—ショーですが、シオと認識されるらしいため。

 

スペイン語
  • 「コレバカリダ」(バスク語)=「こればかりだ」(日本語)

 

おわりに

普段何気なく使っている日本語が、外国でもそのままで通じたり、逆に禁句になったりもします。

ぜひ参考にし、上手く使いこなしていただいて、旅を楽しんでください。

 
 コラムニスト情報
colonnayumi
職業:ツアーコンダクター、料理家、インバウンド通訳ガイド

海外ツアーコンダクター、料理家、インバウンド通訳ガイド、日本旅行作家協会会員。