下腹ポッコリの理由2「骨盤の前傾」

立っていると腰が反る方に、下腹ポッコリタイプがよくいらっしゃいます。

 

 

お尻やお腹の筋力低下に伴い…

立っている時、お尻の筋肉は骨盤の後ろ側を引き下げ、お腹の筋肉は骨盤の前側を持ち上げていますが、年齢を重ねると、全体的に筋肉が落ちます。

そうすると、お尻やお腹の筋肉が衰えて、骨盤を立てておく力が弱まるのです。

 

内臓が前にこぼれる重みに負け、骨盤が前に倒れてしまうことが、下腹ポッコリの原因となります。

骨盤の前傾タイプのストレッチ

立っている時に骨盤が前に倒れると、ももの前側から脚の付け根の筋肉が硬くなり、腰が反ってきて腰背の筋肉が緊張します。

 

そこで、ももの前側と腰の筋肉のストレッチを紹介しましょう。

ももの前側のストレッチ
  1. うつ伏せになり、右膝を曲げて右手でつま先か足首を持ちます。
  2. 脚の付け根を床に押し付けて、ゆっくり呼吸し、突っ張る痛みが和らぐまで続けます。

 

 

反対側も行いましょう。

腰背のストレッチ

正座の姿勢から、上体を前に倒してバンザイをし、深呼吸を続けます。

 

大きく息を吸うと、腰が広がる感覚が分かります。

 

 

骨盤前傾タイプの筋力トレーニング

立って、おへそを縦長にして、みぞおちの方へ引き上げる意識を持ちます。
同時に尾骨(しっぽ)に重りがついたように、真下へ引っ張り下げられ、腰が広がるイメージを持ちましょう。

 

 

おわりに

思い当たる姿勢のクセはあったでしょうか。

クセで出たお腹は、習慣で元に戻せます。

急がば回れで、ダイエットの王道となる姿勢の習慣づけを意識しましょう。

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