下っ腹よ、引っこめ!ポッコリお腹を解消する姿勢矯正エクササイズ (2/2)
美宅玲子
立っていると腰が反る方に、下腹ポッコリタイプがよくいらっしゃいます。
立っている時、お尻の筋肉は骨盤の後ろ側を引き下げ、お腹の筋肉は骨盤の前側を持ち上げていますが、年齢を重ねると、全体的に筋肉が落ちます。
そうすると、お尻やお腹の筋肉が衰えて、骨盤を立てておく力が弱まるのです。
内臓が前にこぼれる重みに負け、骨盤が前に倒れてしまうことが、下腹ポッコリの原因となります。
立っている時に骨盤が前に倒れると、ももの前側から脚の付け根の筋肉が硬くなり、腰が反ってきて腰背の筋肉が緊張します。
そこで、ももの前側と腰の筋肉のストレッチを紹介しましょう。
反対側も行いましょう。
正座の姿勢から、上体を前に倒してバンザイをし、深呼吸を続けます。
骨盤前傾タイプの筋力トレーニング
立って、おへそを縦長にして、みぞおちの方へ引き上げる意識を持ちます。
同時に尾骨(しっぽ)に重りがついたように、真下へ引っ張り下げられ、腰が広がるイメージを持ちましょう。
思い当たる姿勢のクセはあったでしょうか。
クセで出たお腹は、習慣で元に戻せます。
急がば回れで、ダイエットの王道となる姿勢の習慣づけを意識しましょう。
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