糖質抜きダイエット、酵素ダイエットなど、食生活を利用した多くのダイエット法が紹介されています。
噛むことは様々なダイエット効果が得られることは知れ渡っていますが、ほかにも様々な健康効果を発揮してくれることは、ご存知でしょうか。
食べ物を噛むことで唾液が出ます。
この唾液に含まれる消化酵素・アミラーゼが、食べ物の消化に大きく関わっています。
アミラーゼが出ると、食べ物は炭水化物・タンパク質・脂肪などに分解され、小腸で栄養が吸収されていくのです。
沢山噛むほど唾液によって食べ物の消化を助けてくれます。
消化に費やす酵素量を節約することで、そのぶん身体の免疫力が高まり、多くの病気予防や疲労回復などの効果が得られます。
唾液は口臭にも大きな影響があり、喉が渇いている時や寝起きなど、唾液分泌が少ないタイミングでは口臭がきつくなります。
噛まない人ほど臭いがきつくなる傾向があります。
唾液が、食べ物のかすなどを洗浄する作用をもちます。
また、虫歯菌が出す酸を中和する役目も働き、唾液が少ないことで虫歯になりやすい
唾液により口の粘膜を保護し、食べ物をスムーズに体内へ届けたり、唾液のリゾチーム、ラクトフェリン成分などが細菌の増殖を抑えてくれます。
歯への着色は、唾液が少ない乾いた状態だと取れにくくなり、歯ブラシやセルフクリーニングでも落とすのが困難になります。
噛むことで血糖値を高め、満腹中枢が刺激されるので食べ過ぎ防止に役立ちます。
噛む量が多いほど、少量の食事でも満足感を得られるということです。
あまり噛まずに食物を消化すると腸が激しく働き、消化でかなりの体力を使ってしまいます。
日常生活で疲れやすい人は、食事行為で酵素を大量消費してしまっている可能性があります。
夜食や過食で消化酵素が大量に消費されると、睡眠が浅くなったり、睡眠不足による肌荒れ、むくみ、メンタルトラブルに繋がりやすくなります。
食事の際に正しく噛むことで、頬などの顔まわりの筋肉が鍛えられ、お顔のシェイプアップになります。
片方側だけで噛んでいると、そちらの歯だけが擦り減り、輪郭の歪みにも繋がります。
唾液に含まれるパロチンは、虫歯を防ぐだけでなく、皮膚の新陳代謝を活発にする効果もあります。
お肌のターンオーバーを正しく整え、シミや傷跡などの回復に役立ちます。
食事の最初の一口目は、50回ほど噛みましょう。
初めに多めに噛むことで唾液を含ませて、あとは30回ほど噛むようにします。
食事時は水分を取り過ぎると唾液の分泌が少なくなり、酵素の消費によって食後の眠気にも繋がりますので、水分は控えめにすると良いでしょう。
これを気付いた時に意識し、癖にしていくと、驚くほど健康効果が得られるでしょう。
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Fashion Latte編集部
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