一般化粧品の効果効能 ポイント2「機能表現」

化粧品は、肌の物理的な変化表現(シミが消える、小顔になるなど)は言えないのですが、効果効能の範囲で認められている機能表現(例えば日焼けによるシミの予防、肌をひきしめるなど)は言えます。


つまり、効果効能の範囲を最大限に生かす訴求力が、売れるか売れないかの分かれ道になるわけです。

一般化粧品の効果効能 ポイント3「複数同時表現」

1つの化粧品で、複数の効果効能を表現することも可能です。例えば、メイク用化粧品だがスキンケア的効果効能を謳うなども許されています。


つまり、多用途に優れている化粧品は目新しく写るため、好感度がアップすると考えられます。

おわりに

この記事でお話しました医薬品医療機器等法(旧薬事法)の事項は、有名なものをピックアップしただけで、さらに細かいルールや取り決めがあります。


一般の人が、法律の細部にまで目を凝らすことは困難ですが、ここでお伝えした「医薬品医療機器等法(旧薬事法)の重要ポイントを心得る+本当に有効な美容成分を見極める」という2つを習得できれば、世の中の風潮に流されない化粧品選びが可能になるでしょう。

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