はじめに

健康に長生きしていくためには、食生活の改善、喫煙や飲酒を控えるなど様々な方法があります。

しかし「筋肉」が、健康な身体を維持するためにとても重要なことをご存知でしょうか。

 

健康のために、筋肉が果たしている役割を知っておきましょう。

 

 

筋肉の役割は4つ!

筋肉の役割は4つに分けることができます。

 

  1. 運動をする役割
  2. 熱を生み出す役割
  3. 血液の循環を補助する役割
  4. 体を保護する役割

 

順に説明していきましょう。

 

運動をする役割

最もよく知られている筋肉の役割かもしれません。

いつまでも自分で体を動かせるよう、日頃から筋肉を使って委縮させないようにしましょう。

 

熱を生み出す役割

筋肉はエネルギー(糖質)を燃焼し、熱を生み出して体温を維持しています。

筋肉量が多いとエネルギー消費量も増えますので、ダイエットには欠かせない要素です。

 

血液等の循環を補助する役割

 筋肉を収縮したり緩めたりすることで、体内に血液等を循環させるポンプの役割があります。

 

体を保護する役割

外部から骨や内臓などを、筋肉が守っています。

しなやかな筋肉があることで、骨折等の怪我の危険性が下がるのです。

 

日常的に運動をして、筋肉を維持させておきたいものです。

 

 

筋肉があることの健康的メリット

上記でご紹介した内容に基づいた、筋肉があることによる健康のメリットがこちら。

 

  • エネルギー消費量(基礎代謝)がUPすることの、ダイエット効果。
  • 鍛えられた体幹の筋肉(腹筋や背筋など)は、体の歪みを修正し、血流が良くなる。そのことで肩凝りや腰痛が改善される。
  • 全身の血行が良くなり、むくみ解消。

 

また、筋肉を使う事によって成長ホルモンが分泌されます。

そのことで、病気にかかりにくくなる、体内組織が回復するなどの効果が期待できるのです。

 

 

スロートレーニングのすすめ

ここまでで、筋肉があることのメリットをお分かり頂けたかと思います。

 

そこで、いざ筋量を増やすにはどうしたら良いのでしょうか。 

最初に思いつくのは、やはり筋トレかもしれませんね。

しかし、慢性的な運動不足であったり、年齢が上がっている方には、急な筋トレはハードですし、継続も難しいでしょう。

 

 

そこでお勧めなのが、スロートレーニングです。

 

スロートレーニングとは

軽い負荷をかけた筋肉の状態を保ったまま、運動を続けるトレーニングのこと。

各動作をゆっくり行うことで筋肉をつけます。

 

結果的には、ダンベルなどを使った筋トレと同程度の運動量となり、筋肉量・基礎代謝ともにUPするのです。

 

基本のスロートレーニング

様々なスロートレーニングが提唱されていますが、基本的な動きを2つご紹介します。

回数をこなすことより、「ゆっくりと動き筋肉に負担を掛ける」ことを意識しましょう。

 

行進

背筋を伸ばして手と足を大きく動かしながら、その場で行進します。

 

腕は肩の高さまで振り上げ、足は太腿と地面が並行になるようにしましょう。

 

これを、20回繰り返します。

 

 

スクワット
  1. 足を肩幅に広げて立ち、手を頭の後ろで組む。
  2. しゃがみきる直前で止まり、その姿勢を1秒間維持する。
  3. 息を吐きながらゆっくり立ち上がり、膝が完全に伸びる前に、息を吸いながら2の体勢に戻る。

 

これを、10回繰り返します。

 

 

おわりに

ダイエット等はもちろん、健康のためにも筋肉は大切です。

日頃から筋肉を使うように心掛け、筋肉の元となるタンパク質を積極的に取り入れるなどの努力をしましょう。

 

自分でできる範囲で、無理なく筋肉を増やして維持することが重要です。

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