美容にも健康にも効果的な美味しい「にら醤油」の作り方レシピ。ニラの大量消費や保存方法としてもおすすめ。アレンジレシピも3品紹介。
こんにちは。管理栄養士・ダイエットコーディネーターの水谷俊江です。
餃子でおなじみのニラ。
ニラを醤油に漬け込んだ「にら醤油」をご存知ですか?
「無限にご飯がすすむほど美味しい」と、今話題なのだとか。
じつは「にら醤油」には、美味しさだけでなく、健康や美容パワーが詰まっているんです。
今回は、「にら醤油」の健康・美容パワーの秘密と、簡単レシピをご紹介します。
ニラは、傷みやすい野菜です。
そんなニラの保存方法として、「にら醤油」はピッタリ。
この「にら醤油」風味が豊かで、調味料として使うと、お料理が美味しくなるだけでなく、健康や美容効果が驚くほどに高いのです。
まずは、「にら醤油」の作り方からご紹介します。
- ニラ 一束
- 醤油 100cc
- みりん 大さじ1
- ごま油 小さじ1
- ニラは洗ってペーパータオルで水分をふき取り、5mmほどのみじん切にします。
- 煮沸した保存容器にみじん切にしたニラを入れ、調味料(醤油・みりん・ごま油)を加えます。
材料は、他にも生姜や鷹の爪を加えてもいいですね。
カラダを温める作用が高まります。
またチアシードを加えると、違う食感も加わって食べごたえも高まります。
作ってすぐに食べられますが、半日から1日おくことで、醤油ニラの香りがうつり、味わいが増します。
ニラをみじん切にして醤油に漬け込み、生のまま食べる「にら醤油」。
「ニラを細かく刻み、生で食す」というところが、健康・美容パワーのキモなのです。
ニラをみじん切りにすることで、抗酸化作用のあるポリフェノールがカラダに吸収されやすくなります。
ニラを切ると独特の匂いがします。
この匂いのもとが「硫化アリル」という物質です。
硫化アリルは、糖の代謝をスムースにするB1の働きを助け、その作用を長持ちさせます。
疲労回復作用もある硫化アリルは、生で食べてこそ、その働きが期待できるものです。
野菜の中でもβカロテン含量はトップクラスです。
βカロテンは美しい瞳や髪、お肌を作ります。
油と一緒に摂ることで、カラダへの吸収が高まります。
ニラは余分な塩分や水分を排出してむくみを改善・予防する「カリウム」も豊富です。
にら醤油を使った簡単アレンジ
「にら醤油」は、香りも高いため、お料理の味付けもこれだけで決まります。
サラダの具や、焼肉・餃子や鍋のたれとしても、またお料理にも、お醤油と同じように使うことができます。
そこで、「忙しくて毎日お料理ができない。けれどちゃんと食べたい」という方向けに、「にら醤油」を使った超簡単なレシピを3品ご紹介します。
レンジで2分半加熱したもやしに、「にら醤油」をかけるだけ。
ダイエット中のカサ増しメニューにおすすめです。
ごはんに「にら醤油」をのせて生卵をかけるだけ。
TKG(卵かけご飯)なのに餃子の味も楽しめる、極上の一品です。
「にら醤油」をお椀に入れて熱湯を注げば、お吸い物になります。
風邪かな?と思ったら、寝る前にフーフー言いながら「にら醤油汁」を召し上がってみてください。
古くから伝えられている民間療法の一つです。
健康は、普段の食事がつくります。
「にら醤油」で風邪をはね飛ばして、健康な冬をお過ごしください。
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