体調が悪いときの自己対処法!胸を押して痛ければ、ちょっと弱っているのかも…
体調がすぐれないときに、自分で早く回復する方法とセルフチェックのやり方を紹介。薬や病院に頼りっきりになるのではなく、自分でできる対処法も取り入れてみて。
こんにちは、梅田整体療院の梅田孝男です。
皆さんは、風邪や胃腸炎など、何か病気にかかったような場合、一体どうされていますか?
まずは、市販の薬での対処や、医療機関への受診といったところでしょう。
ですが、こうした体調不良のとき、「早く何とかしたいから、自己治療をしてみよう」など考えたことはありませんか?
今回は、どこでもできて、薬や病院での治療のプラスαになりうる自己対処法をご紹介したいと思います。
- 辛いところをさする
- 熱があれば体を冷やす
- 体を温める
- 栄養を摂る
おおよそ、上記のようなことをされている方が多いのではないでしょうか。
少し健康に意識の高い方であれば、それに加えて、ツボを意識して押したりしているかもしれません。
過去のコラムでもいく度かお伝えしていますが、病気や体調不良のときの共通点があります。
それは“呼吸が浅い”ということです。
その人本来の調子の良いときの呼吸と比べると、確実に呼吸が浅くなっています。
また、体全体も見てみましょう。
病気や体調不良のときは、視線は下がり、体は猫背気味になり、姿勢が悪くなってきます。
姿勢が悪くなってきたがため、病気になりやすいとも言えますが、体前面の胸は窮屈になってきているのです。
ストレスやパニック障害などで、胸が苦しくなるときも同様、胸が詰まって大きな呼吸ができなくなっています。
肩こり、腰痛、疲れやすい、病気がちといった、体調不良の方の共通点に、「普段の呼吸が浅い」ことが挙げられます。つまり、体の中は酸素不足になっているということです。
胸の中心、のどの下の鎖骨の出っ張りの間からみぞおちにかけて、縦長の骨があります。
これを「胸骨」と言います。
胸骨の両サイドには、背骨に向かって肋骨があります。
前述のとおり、病気や体調の悪いとき、つまり、呼吸が浅いときには、胸骨と肋骨のつなぎ目あたりが、窮屈になっているのです。
指先で骨に向かって押すと、場所により骨に響く“ツーン”とした強い痛みが出やすくなっています。
調子が良いときですと、そうした痛みはありません。
調子が悪いときに出てくるような痛みです。
胸骨と肋骨のつなぎ目あたりが、窮屈になっているのを解消し、絶好調になっている自分をイメージしてみましょう。
仰向けで寝た姿勢や、椅子に座った姿勢で行います。
胸の中心から左右2~3cmのところ(写真赤枠内)を目安に、親指以外の4本の指先で、胸骨全体を上下にゴシゴシ刺激します。
多少の痛みは大丈夫ですので、そのまま少し温かみを感じるくらい刺激を続けます。
息を吸うときに、その指先で触れている皮膚を顔の方へ引き上げながら吸います。
息を吐くときも、指先はそのまま引き上げたままです。
指先を離し、片方の手の平を胸骨、もう片方の手のひらを下腹部に当て、じっくりと手のぬくもりを感じ取り、数分間、心地よさを味わいます。
その際、心の中では体調がどんどん回復して、絶好調のときの自分を想像します。
良い自己暗示をかけましょう。
1と同様に再度刺激をして、痛みが和らいできているようでしたらOKです。
半日に1度は行いましょう。
イメージトレーニングしかり、良い自己暗示をするにはいくら時間をかけてもかまいません。
そのまま眠ってしまってもかまいせん。
薬や医療に頼りっきりになるのではなく、自分でできる対処法を取り入れてみてくださいね。
何もしないよりは、回復のお手伝いになるはずです。
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群馬県高崎市の、梅田整体療院の院長として、日々施術をしております。
2000年3月に独立開業。整体、カイロ、東洋医学の他、筋肉反射療法や気エネルギー療法の気導術を習得。症状をなるべく速く、少ない回数でよくしたい気持ちで、ご対応させていただいております。
施術現場で起こる不思議な現象に、多くの体のことを学ばさせていただいてます。これまでの常識や知識ではなく、施術から得られた人の体の本質を、皆様のお役に立てるようお伝えしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
施術録や日記等をお伝えしていますブログ「梅田整体療院のツッパリ解消ロックンロール」もご覧になってください。
http://umedaseitai.seesaa.net/
厚生労働大臣認可 日本健康サポート協同組合会員
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