スイス登山鉄道の旅!服装・持ち物・治安・おすすめ観光スポット (2/2)

執筆者: colonnayumi 職業:ツアーコンダクター、料理家、インバウンド通訳ガイド
服装

スイスは地域によって気候が異なることと、内陸部に面しているために気温差が激しいことから、幅広く対応できるように調節のきく服装を準備しましょう。

 

ハイキングするなら、履き慣れたトレッキングシューズで

ハイキングに出かける時は、必ずトレッキングシューズをご準備ください。

山の天気は変わりやすいので突然雨が降リ出した場合、普通のスニーカーは滑るので危険です。

 

観光の山国ですから、現地でもスポーツ店がたくさんあって簡単に購入できますが、やはり普段履き慣れたトレッキングシューズをお勧めします。

 

雪山や氷河に行くなら、サングラスや帽子は必須

冬の雪山や氷河は、太陽の光が反射して眩しいので、目を保護するためにサングラスや帽子は必需品です。

 

山は夏でも寒い!調節できる重ね着ルックで

鉄道で3000m級の山々まで登っていくので楽ですが、屋外に出ると夏でも寒いですし、「暑ければ脱ぐ」といった格好がベストなので、重ね着をしましょう。

 

お洒落なドレスやワンピースと靴も♪

「昼はカジュアルな格好でアウトドアを楽しんで、午後や夕方はエステやスパで自分磨き。その後はお洒落をして、食事やカジノへ出かける」といった大人の過ごし方が、スイスならではの過ごし方です。

 

「毎日のようにスーパーで買ったものを部屋で食べる」では、せっかくのスイス旅行も寂しすぎます。

たまにはお洒落をして、素敵なレストランでお食事をしたいもの。

 

そんなシーンのために、お洒落なドレスやワンピースと靴も準備しましょう。

鉄道の乗り方
1. 窓口で切符を購入

各種割引対象のある場合は、窓口でその旨申し出てください。
インターネット予約の場合は、予約画面を車内で係員にみせます。

 

2. 改札はない

電光掲示板でホームの番線を確認しなくてはいけないのですが、ギリギリにならないとなかなか表示されません。

しかし、スイスは他国に比べて正確で(時間においても)、あまりルーズなところがないので、旅がしやすい国です。

 

3. 乗車

登山列車を除くほとんどの列車は、1等も2等も全席指定席になっています。

車両と座席番号を確かめて座ってください。

 

4. 車内検札

スイスの鉄道駅には改札がなく誰でも乗れるので、必ず車内で車掌が検札に来ます。

当日有効のチケットやパスを持っていない場合、多額の罰金が課せられますので注意をしてくださいね。

登山列車は基本的に自由席

登山列車は基本的に自由席ですが、あらかじめ乗車人数を決めた上で販売していますから、座席がないということはありません。

1日券を購入した場合は、各駅(展望台やハイキングのため)の滞在時間は自由ですから、時刻表を確認して降りてください。

お得で便利!スイスパス

スイスパスは、選んだ期間内であれば、スイス国内の鉄道、バス、湖船が乗り放題になるというお得なパスです。

 

スイス全土2万キロのネットワークを定期券として使えるので、いちいち切符を買う手間も省けます。

また、登山鉄道やロープウェイ、ケーブルカーも割引料金になる他、市内を走る市電やケーブルカーでも使用できます。

 

全てにおいて物価が高いスイスは、鉄道を含む交通機関も非常に高いので、スイスパスを利用するのをお勧めします。

値段は、使用する日数によって変わります。

 

スイスの治安
非常に良い方ではあるけれど、貴重品の管理には気をつけて

スイスは、ヨーロッパの中でも治安は非常に良い方だと言われています。

 

ですが、季節労働者も多くおり、外国からも様々な人が入ってきていますので、荷物や貴重品からは目を離さずどこでも気をつけましょう。

夜も比較的安全ですが、貴重品の管理には気をつけてください。

 

大都市などの公園には、日中以外は近づかない!

朝早い時間や夕方から夜にかけての時間が一番危険です。

麻薬常用者たちがいる場合があるので、気をつけてください。

 

おわりに

まだまだご紹介しきれない魅力いっぱいのスイス。

多少費用がオーバーしたとしても、夏のベストシーズンに行くことをお勧めします。

 

心のシャッターで、雄大な自然がおりなす美しいスイスの風景を心に刻んでくださいね。

 
 コラムニスト情報
colonnayumi
職業:ツアーコンダクター、料理家、インバウンド通訳ガイド

海外ツアーコンダクター、料理家、インバウンド通訳ガイド、日本旅行作家協会会員。