バナナはダイエット中食べていいの?

一般的にカロリーが高いと思われているバナナ。

特にダイエット中は、バナナは避けるべき果物としてよく名前が挙がりやすいのですが、はたしてバナナを食べると太るのでしょうか?

 

巷では、便秘が解消される、逆に朝バナナは痩せるなど、多くの説が飛び交っているようです。

今回はバナナの栄養素と、ダイエット時に食べるときのポイントをご紹介します。

 

 

 

バナナの栄養と効能
カロリーは約100kcal

バナナは1本(約100g)あたり約80~100kcalです。

 

ご飯一杯分が約250kcal、食パン1枚分は約200kcal。

カロリーメイトや栄養補助バーなどよりもカロリーは低く、タンパク質、ビタミンB群、葉酸、ミネラルなどが含まれているので、実はダイエット向きの食材の1つなのです。

 

糖質が高いって聞くけど…

バナナに含まれる糖質は、ブドウ糖・果糖・ショ糖・デンプン類。

これらがバナナ1本分(約100g)に含まれる量は、約20g程度。

白いご飯ですと、お茶碗1杯分(約100g)で、約55gの糖質が含まれています。

 

朝ごはんをバナナに変えても、むしろ白米より糖質は低いということになります。

 

血糖値は上がりにくい

また、果物の糖質は果糖が多く、炭水化物に含まれる糖質より血糖値は上がりにくいと言えます。

 

すぐにエネルギーに変換され、腹もちはいい

糖質はエネルギーに変換されます。

特に、バナナに含まれるブドウ糖・果糖は変換速度が速いので、運動中や栄養補給時にバナナを摂ることはお勧めと言えます。

 

また、バナナには消化しにくい多糖類「食物繊維、デンプン」も含まれているので、腹もちがよく間食を抑えることが出来るのです。

 

ダイエットに効果的なバナナの摂り方
朝ごはんに食べよう

白米の代わりに、バナナを1本置き変えて食べてみましょう。

白米よりもエネルギー変換が早いうえ、糖質も低く、腹もちも良いのでおすすめです。

 

朝食を摂らない人は、水分補給として豆乳とバナナのジュースなどは如何でしょうか。

黒ゴマも混ぜると、幸せ神経伝達物質「セロトニン」の基になり、うつ症状を和らげる効果もあります。

 

間食はバナナにしよう

お菓子を食べるよりは、おやつはバナナに置き換えてみましょう。

食物繊維のお陰で空腹を満たしてくれるほか、便秘の解消にも効果的です。

 

ダイエット中、甘いものが食べたくなったらバナナにしましょう。

 

運動前や運動中に食べよう

先ほども申しましたが、バナナの糖質は素早くエネルギーへ変換されるので、運動前や最中に食べると力が発揮できます。

 

また、ビタミンB1、B2、B6は脂質や糖質の代謝を促進してくれるので、そのぶん脂質や糖質が燃えやすくなります。

 

ホットバナナにして食べよう

バナナも冷やして食べると胃腸を冷やし、代謝も落ちてしまいます。

バナナをフランパンで焼いたり、切ってボウルに入れ、レンジで温めて食べると、体内も温まるのでおすすめです。

 

また、温めると糖度が約20%アップし、甘みも強く感じられます。

オリーブオイルを大さじ1杯入れて食べると、さらに便秘解消効果が。

 

 

 

おわりに

ただしバナナも食べ過ぎると同然太ります。
1日1~2本程度に抑え、朝ごはんの白米と間食の代わりとして食すと、健康的なダイエット効果が期待できるはずです。

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