海外旅行の保険はいる?いらない?海外旅行保険の必要性と選び方

執筆者: りーな 職業:グアテマラガイド・旅人
海外旅行保険に加入するべき? 

海外旅行に行く際に、旅行会社で「保険」を勧められることがあります。

意外と高額ゆえに、その場では決断できず、持ち帰るという人が多いと思います。


今回は、海外旅行保険についてご紹介します。

 

 

保険に入るなら、申込方法やプランを考える
ほぼ半額!ネット割引プランが多数

同じ保険でもインターネットで加入すると安くなるものがあります。

 

「三井住友海上のネットde保険@とらべる」では、書面で申し込むよりも、最大で55%安くなります。

加えて、リピーター割引(5%)もあるので、頻繁に旅行に行く人は、同じ保険会社を利用すると良いでしょう。


損保ジャパンの「新・海外旅行保険 Off!」もネット申し込みで40%オフに、あいおいニッセイ同和損保の「eトラベル」も約48%オフになります。

本当に必要な内容か、プランを吟味

海外旅行保険では、持ち物に対する補償「携行品損害」で、カメラ等にも保険がかかります。

 

例えば、カメラを盗まれたら保険請求できますが、現地警察の盗難証明書が必要だったり、手続きは意外と面倒です。

保険は掛けたけれども、結局利用しなかったという人も多いのが実情です。

 

高価な携行品がない人は、安めのプランで良いかもしれません。

「保険に加入しない」という選択も…
何があっても自己責任

普段健康に過ごしていて、落ち着いた生活を送っている人なら、海外旅行に行ったからと言って、いきなり事故にあったり、病気になったりする可能性は極めて低いかもしれません。

 

短期間の旅行で旅慣れた場所の場合は「保険に入らない」という選択肢もありでしょう。

但し、何があっても自己責任です。

 

海外での治療費は、とんでもなく高額!

万一病気になったり、トラブルが発生した場合、海外での治療費はとんでもなく高額になります。

治療費だけでなく、親族が駆けつける場合や、航空機をチャーターすることになるケースもあることを考慮に入れた上で決断しましょう。

 

クレジットカードの付帯保険を利用
手持ちのカードをチェックしよう

クレジットカードには「海外旅行保険」が付いているものがあります。

まずは、手持ちのカードの保険の種類を確かめてみましょう。

 

カード会社のホームページで確かめられます。

 

 

条件に注意!

「付帯保険」と言っても、様々な条件があり、無条件で付くとは限りません。

「カードで旅行代金を全て支払った場合に付く」、「90日まで」、「持ち物には不可」など、細かな条件が設定されているケースが多々あります。

 

いざ利用しようと思っても利用できないことも多く、危険地帯に行く場合や、初めての海外旅行の際はあまりお勧めできません。

 

足りない補償だけを、プラスするのもアリ

なお、自分に必要な補償だけを選べるプランを用意している保険会社もあります。

クレジットカードの補償内容に、足りない補償だけをプラスするというのも一つの選択です。

 

おわりに

インターネットでの事前申込に比べて割高ではありますが、出発間際に不安になったら、空港で申し込むことも可能です。

 

「保険」は入るも入らないも、個人の自由です。
行き先や旅の期間に応じて、自己判断しましょう。

 
 コラムニスト情報
りーな
性別:女性  |   現在地:グアテマラ  |   職業:グアテマラガイド・旅人

これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。